配線加工のやり方を紹介!絶対に外れない配線の繋げ方!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

車いじりで結構やってる人も多いのが【電装系】では無いでしょうか?

 

車内の間接照明やスポットライト、またはオーディオの配線等色々あると思います。

 

電装系は車のドレスアップができるので、万人向けのドレスアップと言えるでしょう。

 

自分でも簡単にできる物も多い電装系ですが、その電気を取るためには配線をしなければなりません。

 

その配線も適当にやってしまうとショートして車が燃えてしまう事もあります。

 

今回はそんな電装系の配線について紹介&解説していきます。

スポンサードリンク


電装品を取り付ける前に

車を購入したりすると自分の車を触りたくなってしまいますよね?

 

スモールランプやテールランプをLEDに交換するのは極性の向きさえ気を付ければ誰でも簡単に交換することができます。

 

ですが、イルミネーション等を増設しようとすると元の配線を継ぎ足したり引き直したりしなければいけません。

 

それには知識と工具が必要になります。

 

知識が無ければプラスとマイナスを間違えて取り付けてしまったり、絶対にそこから電源を取ってはいけない場所に配線を継ぎ足してしまったりして車を壊してしまう事があります。

 

なので電装品を増設する場合は必ず確認しながら作業してください。

 

また分からない場合は車屋さんや知識のある方にお願いするようにしましょう。

 

配線の繋ぎ方

配線の繋ぎ方は色々ありますが、私は信頼性の高い『直繋ぎ』をします。

 

ギボシ端子を使用しても構いませんが、絶対に配線同士が切れてほしくない場所は配線同士を直接繋ぎます。
配線同士を繋ぐ方法としては配線の被膜を剥がし、中の銅線を捻って繋ぐ方法が一般的です。

 

ですがやり方によってはすぐに配線同士が千切れてしまつ場所があります。

 

千切れてしまえば剥き出しになった銅線が金属に当たりショートしてしまいます。
そんなことにならないように私が配線同士を直接繋ぐ時のやり方を紹介します。

 

配線同士の結び方

一般的には配線の被膜を剥がし、このように銅線を捻って繋ぐと思います。



ですがこれでは引っ張るだけで簡単に抜けてしまいます。
強固に繋ぐために、被膜を剥がしたら二股になるように銅線を捻ります。
反対側の繋げる配線も同様にしましょう。


そして二股に分けた配線同士を捻じ合わせます。




捻じ合わせたら、さらに1つになるように捻じ合わせます。


最後にビニールテープ等で絶縁すれば完了です。
また熱収縮チューブを使えばより安全かつ確実です。

熱収縮チューブについては後ほど説明します。

 

 

一般的な方法は捻る箇所が1箇所ですが、この方法は3箇所捻るために引っ張っても中々千切れることはありません。
配線を束にしてコルゲートチューブでまとめる時は、必ず配線同士をビニールテープである程度束ねてからチューブに入れましょう。


配線同士を束ね無いとチューブ内で配線同士が動いて擦れ合ってしまし、被膜が削れてショートする可能性があります。
(実際に何十回も見た経験があります。)

 

 

最後にタイラップやクリップ等で固定すれば完成です。

スポンサードリンク




 

配線を切る時の注意点

配線を繋ぎ合わせるために元の配線等を切ることがあります。

 

その時にニッパー等を使いますが、絶対に1本づつ切って下さい。

 

写真のようにまとめて切ると、ニッパーが接点になりショートさせてしまいます。



 



 

電源が来てない時でもなるべく1本づつ切りましょう。

またさらに確実に作業を行うためにはバッテリーを外してから作業しましょう。

 

熱収縮チューブ



先程出てきた熱収縮チューブですが、これがかなり便利な物なんです。

 

ゴム製のチューブで、熱を加えると収縮して配線に密着するのです。

 

ビニールテープでは切れ端から剥がれてくる場所がありますが、熱収縮チューブはそんなことはほぼありません。

 

中には防水性の熱収縮チューブもあるので、水がかかりやすい場所で役に立ちます。
使い方は配線同士を繋ぐ前にチューブを入れておき、配線同士を繋いだ後に銅線部分にチューブを移動させてドライヤーやライター等で軽く熱を加えるだけです。

 

ライターを使う場合はあまり当てすぎるとチューブが溶けるので注意して下さい。

 

 

エレクトロタップ



配線に便利なアイテムとして【エレクトロタップ】があります。

 

配線の被膜を剥かなくてもエレクトロタップで挟むだけで電源を取ってこれるという代物です。

 

配線を二股に分ける時もエレクトロタップでパチッと挟むだけで良いため、かなり作業時間は簡単になります。

 

 

エレクトロタップの注意点

ただエレクトロタップを使うのは室内の配線だけにしておきましょう!

 

エレクトロタップは防水ではないので、室外に使うとエレクトロタップ内部に錆びが発生し、配線が錆びて腐ってしまいます。

 

また振動で外れてしまう事もあるので、エレクトロタップで配線を挟んだ後にはビニールテープでエレクトロタップを巻いておきましょう。

 

エレクトロタップにはサイズがあるため、配線の太さに合ったタイプを使用して下さい。

 

エレクトロタップは配線を挟んだ時に被膜の一部がエレクトロタップ内部の金属により削られて銅線を出す仕組みになっています。

 

配線が細いのに太い配線用のエレクトロタップを使えば被膜が剥けずに接点不良になります。

 

また配線が太いのに、細いタイプのエレクトロタップを使うと銅線ごと切ってしまう恐れがあります。

 

しっかりと配線の太さを確認し、エレクトロタップの種類も確認して使用して下さい。
よく追加メーターの電源を取り出すのにエレクトロタップを使う場合がありますが、センサー類の配線は細いので動作不良を起こす可能性があります。

 

センサー類の配線は直接繋いだ方が確実です。

 

 

配線加工の時の工具や道具

配線加工には専用の工具や道具が必要になります。

ここでは配線加工に最低限の基本的な工具を紹介します。

 

ニッパー



配線を切るのに必要になります。
またタイラップを切るのにも必要になります。

 

配線の被膜が簡単に剥けるよう刃の部分に穴が開いているタイプが重宝します。

 

電工ペンチ


配線の被膜を剥いたり、ギボシを配線にカシメる時に使用します。

 

こちらも持っていて損はないでしょう。

 

 

ビニールテープ


配線をまとめたり絶縁する時に使用します。
ビニールテープには電装系専用品があり、そちらの方が手で簡単に切れ、またベタつきません。

 

時間が経っても劣化し難いのでオススメです。

 

プライヤー



エレクトロタップを挟んだりする時に使います。

また電装系の加工以外でも車を触る時の基本工具になるので、持っていれば重宝します。

 

まとめ

電装系の修理や増設をする場合は必ず配線加工が必要になってきます。

 

確実に電源を取り出すためには直接銅線同士を結ぶのが1番です。

 

色々な便利アイテムもありますが、手の届く範囲なら直接繋ぐようにしましょう。

 

工具もなるべく適切な物を使用すれば失敗のリスクがなくなります。
やり方が分かれば結構簡単にドレスアップ等ができるので、皆様もぜひチャレンジしてみて下さい。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサードリンク


あなたにオススメの記事はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*