自分でできる!?フェンダーの爪折り作業のやり方を紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

車高調やダウンサスを入れて車高を下げるとカッコいいですよね!

また同時にスペーサを入れたりホイールを変えてツライチにしたくもなります。

 

ですがある問題が出てきます。
それが【フェンダーの爪がタイヤと干渉する】ということです。

 

フェンダーは強度を出すためにホイールアーチの端の部分がL字型に曲げてあります。
このL字の部分にタイヤが干渉してしまうので、【爪折り】という作業をしてL字を折り込んでI字にしてしまう必要があります。

 

だいたい相場では1箇所1万円からと言われているので、車1台分をしてもらうと4万円以上費用がかかります。

 

「自分でどうにか出来ないか…」

 

ということで、私は自分で爪折り機を使い爪折りをしてみました。

 

今回はその爪折り機と使用方法の解説になります。
(注:プロにしてもらう方が当然ですが仕上がりは綺麗です。)

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爪折り機を使おう



 

フェンダーの爪折りにはやり方がいくつかあります。

• 爪折り機で折る
• ハンマーで叩いて折る
また【爪切り】といって、削ったりして取ってしまうやり方もあります。

 

どのやり方も非常に難しいですが、今回はこの中でも比較的やりやすい爪折り機を使用しました。

 

爪折り機は安いものから高価なものまでありますが、今回は安い物を使用しました。

 

用意する物

爪折り機を使用する時には
• 工具
• ジャッキ
• ウマ
• 爪折り機
• ヒートガン
等が必要になります。

 

タイヤを取り外して作業するので、ジャッキや工具、そして安全のためにウマが必要です。

 

そしてヒートガンが必ず必要になります。
ヒートガンを使わずに爪折りをすると、塗装に亀裂が入り塗装がめくれてしまうので、必ずヒートガンでフェンダーアーチ部分を温めながら爪折りをしてください。

 

また車高の関係上爪折り機がセットできない車もあります。
その時は下げてる車高を一旦戻さなければいけない場合があります。

 

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爪折り機の使い方

爪折り機にはスペーサみたいな皿が付いてきます。
これを使い爪折り機をホイールナットで固定します。



 

ハブ→爪折り機→付属スペーサ→ホイールナット



 

という順番です。

 

爪折り機をしっかりとセンターで固定して準備は完了です。

 

 

まず爪折り機のハンドルを回してローラと爪の間隔を狭めていきます。
ある程度間隔を狭めたら首の長さを調整し爪折り機の首の部分を緩めてローラの角度を調整します。

 



 

車により角度等が変わるかと思うのですが、折り畳むような感覚で斜め上の角度で固定します。
真横にするとフェンダーが変形するだけで爪は綺麗に折れません。

 

ローラを軽く爪に当てておき、ヒートガンを使って塗装面を暖めていきます。

 



 

温めすぎると塗装が焼けたりするので、触って少し熱いかな?ぐらいで大丈夫です。
触れないぐらいには暖めないでおきましょう。

 

爪の部分だけではなく、なるべく広い範囲を温めておくと失敗することが少なくなります。

 

温めたら爪折り機のハンドルを回して爪に押し当てます。
そして爪折り機を動かしてローラを転がしていきます。

 

一気にハンドルを回して押し付けてはいけません!
少しづつ少しづつゆっくりと仕上げていきます。

 

ハンドルを半回転させローラを動かし、またハンドルを半回転させローラを動かしをひたすら繰り返していきます。

 

この時もしっかりとヒートガンで暖めておきましょう。

 

 

約1時間ぐらいかけて折ったフェンダーがこちらです。



 

爪折り前がこちら



 

 

爪折り前と比べるとちゃんと折れてるのが分かります。

 

 

裏側から見るとこのような感じです



 

 

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爪折り機を使うときのコツ

爪折り機を使う時のコツは
•焦らない
•一気にやらない
•根気よく
•暖めて
の4点になります。

 

とにかくゆっくり焦らずやれば大きな失敗はしないでしょう。

 

時間がないから一気に仕上げようとすると必ず失敗してしまいます。

 

また爪折り機のネジ山部分にグリスや潤滑油を少しつけてあげると良いです。

 

爪折り機にはかなりの力がかかるので、ネジ山等が削れてしまう場合があります。
なので事前に注油しておくと機械も壊れずに作業もしやすくなります。

 

 

まとめ

ホイールをツライチにしたりしようとするとフェンダーの爪にタイヤが干渉してしまうことがあります。

 

その時にフェンダーの爪折りをしてやりのですが、この爪折り機があればかなり便利です。

 

注意しなければいけないポイントはありますが、ゆっくりと焦らずじっくりやれば結構綺麗に仕上がります。

 

爪折り機は何回も使うものではないと思うので友人や仲間達とお金を出し合って1台購入しても良いのではないでしょうか?

 

難しいですが、じっくりやればしっかりできる爪折り

ぜひ皆様も挑戦してみてください。

 

 

今回紹介した爪折り機はこちら

SEIKOH ヒートガン&フェンダー爪折り機セット ホットガン 1800W フェンダーベンディング ツライチ

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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