おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
車を速くするチューニングは色々ありますが、どこをどのようにチューニングすれば良いのか分からない時もあるでしょう。
そこで今回は、私がやってきて『これをすれば必ず速くなる』と言えるチューニングを紹介していきます。
チューニングとは
そもそもチューニングとはなんのためにするのでしょうか?チューニングとは車をいじるということではありません。
ギターやベースのチューニングと同じで、調律してあげることです。
なので、エンジンパワーのみを上げていってもそれはチューニングではありません。
エンジン単体ではチューニングになるかもしれませんが、車全体としてみると改造になってしまうのです。
車のチューニングはトータルバランスを良くするためにしていきます。
トータルで車を見直していけば、フィーリングもぐっと良くなり、速く楽しい車が出来上がっていきます。
私がやった車を速くする10の方法
今まで車を何台もチューニングしてきて、もちろん成功や失敗もたくさんありました。ですが、そのおかげでこのチューニングはかなり良いという事も分かりました。
そのやって良かったチューニングを10コ紹介します。
マフラー
チューニングの定番となっているマフラー交換ですが、定番なだけあり効果はかなりあります。
物によっては音だけ大きくなり、加速感やパワー感はあまり変化の無い物もありました。
あんまり良い例えでは無いと思いますが
値段=性能
と言えるのではないでしょうか。
性能の良いマフラーはタイコ内部で絞り込みが無いため排気抵抗が少なくなり、スムーズな吹け上がりになります。
エアクリーナー
マフラーを交換して排気効率を上げると、吸気側の効率も上げてやる必要が出てきます。
マフラーやエアクリーナーのどちらかを交換しても効果は出ますが、この2つを交換することで本来の性能が引き出せるようになります。
(本来の性能というのは、エンジンの性能というよりも部品の性能になります。)
最初のうちは純正交換タイプでも対応できますが、エンジンパワーを上げたり、抜けの良いマフラーに交換していくと剥き出しタイプの所謂キノコ型エアクリーナーの方が性能を引き出せるでしょう。
ただし、その時はしっかりと遮熱の為のボックスや遮熱板を取り付ける必要があります。
吸気温度は1℃上がると1馬力下がると言われている為、熱対策は十分にしておくと良いでしょう。
エキマニ
「エキマニを変えるとフィーリングが別物になる」
と言われるぐらいエキマニ1つでガラッとフィーリングが変わります。
また排気効率が良くなる為、音質もクリアになります。
エキマニには等長と不等長の2種類があり、等長は排気ガス同士の干渉が少ない為甲高い音になり、不等長は排気ガスの干渉があるため低い音になる傾向があります。
等長の方が効率も良くパワーアップには最適に思えますが、敢えて不等長にすることで低速でのトルクを上げたりする事もできるため、一概にどちらの形状が最適とは言えません。
また集合管にも4-2-1や4-1といった種類があり、4-2-1はバランス型、4-1は高回転型と言えるでしょう。
種類で悩んだ時はバランスの良い4-2-1型をオススメします。
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スポーツ触媒(メタルキャタライザー)
排気系統で1番抵抗になっている物と言えば触媒です。
ですが触媒は排気ガスをクリーンにするためには必要な部品で、これが無いと車検に受かることができません。
なので取り外すことは厳禁なのですが、パワーやフィーリングを上げるためにはかなりの邪魔者…
そんな触媒をスポーツ触媒(メタルキャタライザー)に交換するだけで驚くほどの効果が得られます。
例えマフラーが純正だったとしてもスポーツ触媒に交換するだけでパワーやフィーリングが良くなる程です。
スポーツ触媒を購入すると、何枚かの書類が付いてくるので、それを車検時に提出すれば車検も合格することができます。
ただ中古品だと書類が付いてこない場合があるため注意が必要です。
部品としての価格は高いですが、効果はかなりあるため、オススメのチューニングです。
LSD(機械式)
コーナリングや加速、減速といった全ての場面で効果を発揮してくれるのがLSD、通称デフです。
純正のデフは街乗りもスムーズに走れるような仕組みになっていますが、その仕組みが速く走ろうとすると仇になってしまいのです。
例えばサーキットで右コーナーを曲がる時は、左のタイヤに荷重が乗り、右のタイヤは浮こうとします。
その時に純正のデフだと、浮いてしまった右のタイヤが空転し、設置している左のタイヤに駆動力が行かなくなります。
つまりいくらアクセルを踏んでも加速しないのです。
それを無くすためにLSDを装着するのです。
また加速時にも、左右のタイヤにしっかりと駆動力が伝わるため、加速性能も向上します。
2way(アクセルONでもOFFでもLSDが作用)のタイプだと、ブレーキング時にも車体が安定する等のメリットがあるので、しっかりと安定したアプローチが可能になります。
ただし曲がりにくくなる場合があるため、そこはセッティングで対応するしかありません。
私はLSDを装着し、地元のサーキットで約2秒のタイムアップができました。
ただLSDをしただけで2秒は驚きです!
あんまり言うと胡散臭くなるので言いませんが、スポーツ走行では必需品になるのがLSDです。
• LSD デフの効果を紹介!スポーツ走行の必需品!?
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車高調
6番目に書いてありますが、私の中で1番大切なのがこの車高調です。
極論を言ってしまえば、チューニングは車高調さえ決めてしまえば終わりでも良いぐらいです 笑
それぐらい車を速く走らせるためには重要な部分なのです。
サスペンションは車が動いている最中は常に動いています。
段差等のショックを和らげたり、コーナリング中の車の傾きを制御しています。
車高調には高い物や安い物とピンキリですが、こちらも
値段=性能
と思ってもらえれば良いでしょう。
確かに値段が安くても良い物はありますが、私としてはそうそう入れ替える部品では無いため、少しでも良い車高調にしておいた方が後々の出費も少なくなるためオススメです。
色々意見はあると思いますが、私の独断と偏見で言うなら
「エンジンパワーや見た目を求める前に、まずはサスペンション!」
です。
エンジンパワーがどれだけあっても、サスペンションがしっかりしていなければ扱い切ることはできません。
スポーツも腰が基本と言われていますが、車のチューニングもまずはサスペンションでベースを整えることが重要です。
• 絶対に失敗しないチューニング方法を紹介!
ブレーキパッド
スピードが出ても止まれなければ速く走ることはできません。
そのためにブレーキパッドをスポーツ走行用にする必要があります。
純正のパッドでも十分に止まることはできますが、熱に弱かったり一定の制動力が出なかったりします。
そこで熱に強いブレーキパッドを使用するのです。
私はいつもカーボン配合のブレーキパッドを使っていますが、ここら辺は個人の好みで別れるでしょう。
初期制動力の強いパッドが好きな方もいれば、踏めば踏むほど制動力が強いパッドの好きな方もいます。
またブレーキチューニングをする時に、大きなブレーキキットを導入することもありますが、エンジンパワーが純正並み、または純正よりも少しパワーがある車両の場合はパッドのみの交換でも問題ありません。
その車両の重さやパワーに合ったブレーキが純正で付いているので、極端にパワーアップをさせない限りは純正のブレーキシステムに、スポーツパッドで対応できます。
ただやはり社外の良いブレーキシステムだと、ブレーキのコントロール性が向上するメリットはありますが、それにはかなりのコストが必要になります。
まずはパッドを交換し、パワーを上げて制動力が不足してきたら大きなブレーキシステムにしても良いでしょう。
サーモスタット
パワー系のチューニングをしていくとどうしても水温が上昇していきます。
それに対応するために、ラジエータに循環させる速度を早めてやるのがローテンプサーモスタットです。
通常は約85℃でサーモスタットが全開になり、ラジエータに冷却水が循環するようになりますが、ローテンプサーモスタットを入れると約70℃ぐらいから全開になり、ラジエータに冷却水が循環し冷却してくれるようになります。
(あくまでも例えなので温度の違いはあります。)
エンジン冷却と言えば大容量のラジエータチューニングと思いがちですが、ラジエータを大容量にするにはコストもかかります。
大容量ラジエータの多くはアルミ製で軽量ですが、同時に入る冷却水の量も増えるため、トータルでの軽量化はそこまでありません。
まずはローテンプサーモスタットを導入し、それでもダメなら大容量のラジエータに交換する方が、コストも抑えられるのでオススメです。
ただあまりにもローテンプなサーモスタットを入れると不完全燃焼が発生する場合があるため、心配ならミドルサーモスタットと言うサーモスタットを導入しても良いでしょう。
足回りブッシュ
先程『サスペンションは大切!』と書きましたが、このサスペンションの性能を引き出すためには、足回りのブッシュも交換する必要があります。
必ず交換という事ではありませんが、新品のブッシュに交換すると誰でも分かるぐらいの接地感や乗り心地の良さを得ることができます。
またよりサスペンションを動かすためにはピロボールブッシュにすると、動きがスムーズになります。
ただしゴムブッシュと違い横方向に動かないため、乗り心地は固くなる傾向にあります。
乗り心地も良くし、速く走りたい方には強化ブッシュがオススメです。
軽量ボンネット
パワーやトルクは向上しませんが、重いボンネットをFRPやカーボンにすることにより車の運動性のが飛躍的に伸びます。
ボンネットは車の前方付近にあり、尚且つ車の上部にあるため、ハンドリングがかなり変わってきます。
ボンネットを軽量化するだけでハンドリングが軽やかになり、素早いコーナリングができるようになります。
またダクトが空いているタイプもあり、そのタイプにすると空力や冷却性能もアップすることができます。
• 軽量ボンネットの効果を紹介!
まとめ
車を速くするには色々な方法がありますが、やはり基本は足回りを煮詰めてベースをしっかりさせるかです。紹介順とは違いますが、チューニングの順番として
1. 足回り
↓
2. ブレーキ
↓
3. エンジンパワー
といった感じで進めていくと余計なコストもかからず車を仕上げていくことができます。
今回は私が今までチューニングしてきて効果的だった10コを紹介しましたが、まだまだ他にもチューニングはたくさんあります。
皆さんも色々自分なりのチューニングを見つけて、楽しいカーライフを送ってください ♪
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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