現役整備士が教える マフラー交換によるパワーアップの理由!!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

今回のテーマは【マフラー交換によるパワーアップ!】です。

 

チューニング入門編と言っても良いぐらい人気のあるマフラー交換…

 

ではなぜマフラーを交換することによってパワーアップをするのでしょうか?

 

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吸気編も記事にしてあります。

吸気編はこちらから

 

 

吸排気におけるバランスを考える!!吸気編

 

 

 

排気チューンで真っ先に出てくるものと言えば?
【マフラー】ですね!(マフラーとは消音機のことを言います)

 

 

ほとんどの人はマフラー交換=リヤピース(エンドのタイコ)と言います。

 

しかし、マフラー含め排気系は大まかに分けて
エキゾーストマニホールド→フロントパイプ→センターパイプ→リヤピース
の順番でなりたっています。

 

 

そして車によってそのパイプ径は異なります。

 

大排気量やターボ車なら径の大きなパイプだし、小排気量やNA(ターボ無し)の車なら小さいパイプ径になっています。

 

なぜ?

 

空気は壁に沿って流れます。
そして細いパイプなら速度は速く、太いパイプなら遅くなります。

 

 

少し話が逸れますがエンジンは吸気して排気しているのではなくて、排気して吸気しています。

 
これは排気する事によりエンジン内に負圧が発生し、その力で吸気するからです。

 

 

話を戻すとパイプが細い場合空気の流れが速くなるので、負圧が発生しやすく吸気がスムーズにできるのです。

 

 

しかし大排気量の車に細いパイプを使うとふん詰まりになってしまい、排気がうまくできたいので、吸気もスムーズ行えなくなってしまいます…

 

 

なので大排気量やターボ車には太いパイプが使われているのですね ♪

 

ただ太いパイプや細いパイプを使っても上手くパワーアップはできません。

排気量や吸入量にあったサイズのパイプを選ばないといけないのです…

 

社外品は計算してパイプの太さを選んで販売しているので、単に交換するだけでもパワーアップが望めるということですね。

 

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吸排気系はバランスと吸気編で言いました。

 

排気だけスムーズにしても吸気のパイプが太すぎたり細すぎたりしてはいけないんです。

 

 

吸気にあった排気システムを探すのも良し!
排気にあった吸気システムを探すのも良し!

 

とにかく吸排気系はバランスなんです!

 

 

排気パイプ系を太くするなら剥き出しエアクリーナーで対応もできるでしょう。

 

さらに剥き出しタイプに遮熱板等の仕切りを付けるだけでもパワーアップ度合いが違ってきます。

 

 

一つ豆知識としては排気温度を上げると、空気の速度が上がります

エキゾーストマニホールドや排気系にバンテージを巻くというのも一つの手です。

 

バンテージを巻くとこで燃焼温度が高くなり、完全燃焼に近づけることができます。

 

するとさらにフレッシュな空気をエンジン内に取り込むことができるので、パワーアップに繋がるのです。

 

 

またこれもバランスなので、難しいところですが…

 

 

まとめ

マフラーをただ太くするだけではパワーアップは望めないことが分かりましたか?

 

排気と吸気はバランスが大切です。

 

リアピースのみの交換ならエアクリーナーも純正または純正交換タイプで十分に対応してくれますが、エキマニや中間パイプも変わっていたら吸入量が足りなくなります。

 

排気系のチューニングを進めていけば必ず吸気系のチューニングが必要になってきます。

 

この2つのバランスを上手く見つけてやることができたら、凄くパワフルで楽しい車になりますよ ♪

 

 

それでは本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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