ブレーキパッドの交換時期!交換の目安とポイントを紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

車の部品はどれも大切ですが、中でも重要なのが【ブレーキ】です。

 

ブレーキは重要保安部品なのでなかなか壊れることはありませんが、ブレーキパッドは消耗品なので定期的な交換が必要になります。

 

今回はそんなブレーキパッドについて紹介&解説していきます。

 

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ブレーキパッドの役割とは

 

ブレーキパッドはブレーキ部品の一部で、ブレーキローターを挟み込む形で取り付けられています。

 

ブレーキペダルを踏み込むことでパッドがローターに押し付けられ、摩擦で制動力を発生させています。

ブレーキパッド 解説

基本的に前輪のブレーキパッドが減りやすい傾向にあります。

 

これは前輪の方が制動力が強いためです。

 

 

ブレーキパッドの構造

 

ブレーキパッドは主に2つの部品が組み合わさってできています。

 

土台となる台座と、摩擦力を発生させる磨材です。

ブレーキパッド 構造

土台は金属のプレートで、車種によって形は異なります。

 

磨材は主にノンアスベスト系の材料を使用して作られています。
磨材は台座に接着剤等で固定されており分解はできません。
またブレーキの残量が無くなってきたのを知らせるための金具が台座に取り付けられている場合があります。

 

磨材が約2mmぐらいになると金具が回転するローターに接触し、金属音が出るようになります。

 

金属音が聞こえたら直ちにパッドを交換してください。

 

ブレーキパッドの交換時期

 

パッドにはローターとの当たり面に磨材と呼ばれる物が付いており、使用していけば磨材が少なくなってきます。

 

ブレーキパッドはホイールの隙間から確認することができますが、慣れていなければ確認しづらいため、整備工場等での確認がベストです。
基本的に2/3まで磨材が無くなれば交換時期と言えるでしょう。
磨材は新品時には約10mmあります。
なので3mmぐらいになれば交換時期となります。
ですが磨材が1mmの状態でも制動力が出ていれば車検はクリアしてしまいます。

 

もしこの状態で車検をクリアしたらどうなるのでしょう?

 

普段の通勤で車を使用しているなら半年もすれば磨材が無くなり、台座が直接ローターを挟み込むようになります。
そうなるとほとんど制動力は発生せず、大変危険な状態になります。

 

こうなる前に車検や点検の時にはしっかりとブレーキパッドの残量を整備士に確認してもらいましょう。
整備後に
「ブレーキパッドの残量はどうでしたか?」
と聞いても構いません。

 

 

安全に走行するためには早め早めの定期交換がポイントになります。
ちなみにこちらが磨材が無くなり、台座だけになってしまったブレーキパッドです。

ブレーキパッド 残量

 

裏面じゃありませんよ!

ちゃんと磨材接着面です!
しばらく走行したのか台座が削られています。

 

台座が削られる=ローターも削られる

 

となるため、当然ローターも研磨もしくは交換が必要になります。

 

パッドだけならパッド代と工賃のみですが、こうなるとローター代も加算されてしまい余計な出費になります。
早めの部品交換は経済的にも良かったりするんですよね ♪

 

 

ブレーキパッドの交換工賃

 

ブレーキパッドの交換工賃ですが、車種により金額が違うのではっきりとは言えませんが、だいたい8000〜12000円ぐらいが相場だと言えます。

 

これにブレーキパッド代が入るので、全部で約2万円ぐらいではないでしょうか。

 

また車検や12ヶ月点検時に交換すれば部品代のみになることがほとんどです。

 

 

ブレーキパッドの交換方法

 

ブレーキの整備は分解整備になるため、基本的に整備工場で行ってください。

 

工具があれば自分でも交換可能ですが、もし万が一の時は保証ができないので注意が必要になります。

 

またブレーキを機能させるための【ブレーキフルード】の補充も必要になります。
手順をざっくり説明すると
①キャリパーを外す

②ブレーキパッドを外す

③新しいブレーキパッドにシム等を組み付ける

④適切な箇所にグリスを塗布する

⑤組みあがったブレーキパッドを取り付ける

⑥キャリパーのピストンを工具で戻す
(この時にブリーダを緩めてフルードを抜く)

⑦キャリパーを取り付ける

 

になります。

 

 

キャリパーはブラケットにボルトで取り付けられていますが、ボルトの閉め忘れや締めすぎがあれば不具合が発生し、最悪ブレーキが効かなくなるなで注意が必要です。

 

しっかりと取り付けられたかを確認しながら作業してください。
パッド交換自体は簡単な作業ですが、原則は整備工場での交換になるので、経験や知識がない方は整備工場に交換を依頼した方が良いでしょう。

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ドラムブレーキ

 

主にリアのブレーキに採用されているブレーキの種類になります。

 

こちらはブレーキパッドは存在しませんが、代わりに【ブレーキシュー】が組まれています。

 

交換は知識が無ければできません。
なので整備工場にお任せしましょう。

 

構造も複雑で、スプリングが何本か付いています。

 

ブレーキシューの交換時期

ブレーキパッド同様に残量が少なくなれば交換になりますが、ブレーキシューは新品状態で約5mmぐらいしかありません。

 

また制動力もリアブレーキということもあり強くありません。

 

なので中々消耗しないのですが、交換時期の目安としては2mm程度になります。

 

こちらはブレーキパッドと違い、ドラムという部品の中に入っているため外からの確認はできません。

 

確認のためにはタイヤを外さなければいけないため、車検時や12ヶ月点検時に整備工場でしてもらいましょう。

 

 

ブレーキパッドのメーカー

アケボノブレーキパッド

交換すると気になるのがブレーキパッドのメーカーです。

 

純正でももちろんブレーキパッドはありますが、純正同等のブレーキパッドが最近ではスタンダードになっています。

 

いわゆる社外品と言われる部品です。

 

社外品ブレーキパッド

純正同等で純正より安いのがメリットの社外ブレーキパッドですが、メジャー所だと【曙ブレーキパッド】になります。

 

「社外品で大丈夫なの?」

 

と言われることもありますが、この曙ブレーキパッドは純正と同じです。

 

自動車メーカーは曙ブレーキパッドに自分の名前を印刷しているだけのOEM品が多かったりします。
また最近ではNTB製品のブレーキパッドも多く使われます。

 

こちらも純正同様の性能で安心できる社外品です。

 

 

スポーツ用ブレーキパッド

スポーツ用のブレーキパッドは純正と磨材の種類が違ったりします。

 

そのためブレーキの温度が低い時は制動力が弱かったり、ブレーキを少し踏んでも止まらなかったりします。

 

基本的にサーキットやワインディングを想定して作られているパッドなので、ブレーキの温度が高くなければ制動力が出にくい場合があります。

 

ですが街乗り〜サーキットまでオールマイティなパッドもあるので、街乗りメインだけどスポーツ走行もしたい方にはオススメです。

 

 

まとめ

 

車を止めるための重要な役割をしているブレーキパッド。

 

なかなか残量を確認したりすることは難しいです。

 

だからこそ車検や12ヶ月点検等でしっかりと確認&点検をしてもらいましょう。

 

パッドの残量がまだギリギリあるからとそのままにしておけば余計なコストが発生する場合もありますし、止まれなくなったりすることがあります。

 

余計な出費を抑えるためにも早め早めの点検&交換がポイントになってきます。
交換時のコストは社外品を使用することにより、部品代がかなり安くなります。
しかも性能は純正同様 ♪

 

これなら安心してブレーキパッドの交換ができますね ♪

 

ですが基本的には整備工場での交換が原則になるので、交換の際には「社外品でお願いします」と先に伝えておくことをオススメします。
しっかりと点検整備してもらい、安心してドライブを楽しみましょう ♪
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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