ブレーキ制動力を上げる4つの方法!キャリパーで強くなる?

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

車をチューニングしていってパワーやタイヤを太くすると気になってくるのが【制動力】ですよね?

 

制動力を強くすれば当然ブレーキの効きも良くなり、短い距離で速度を落とすことができます。

 

ですが、どのようにすれば制動力を上げることができるのでしょうか?

 

キャリパーを交換すれば強くなるのでしょうか?

 

 

今回はそんなブレーキの効きを良くする方法を紹介していきます。

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ブレーキの効きを良くする4つの方法

 

ブレーキの効き(制動力)を上げる方法は主に4つあります。

 

コストがあまりかからない方法や、コストはかかるが強力な制動力を手にいてる方法があります。

 

ブレーキパッドを変える



 

1番お手軽な方法が【ブレーキパッドの交換】です。

 

社外のブレーキパッドには色々な種類があり、制動力を発生させる『摩擦材』が変わってきます。

 
現在はアスベスト系は使えませんが
• ノンアスベスト系
• メタル系
• カーボン系
• これらの合成
等があります。

 
ノンアスベスト系は純正とさほど変わらないフィーリングで使いやすく、メタル系は制動力はガツンと制動力が発生します。

 
またカーボン配合のパッドは比較的使いやすく、制動力の立ち上がりも滑らかなタイプが多いです。

 

私も現在はカーボン配合タイプのパッドを使用しています。

 
パッドによっては初期制動の強いタイプと、奥で効くタイプがあり、走るコースや好みに合わせて選んでください。

 
例えばミニサーキットなら初期制動が強いタイプや、大型のスピードレンジの高いコースなら奥で効くタイプと選んでも良いでしょう。

 

 

ブレーキローターを交換する



 

ブレーキローターの交換も制動力を若干ですが制動力が向上します。

 
特に【スリットタイプ】ならより制動力が向上したように感じるでしょう。

 

ブレーキローターですが、原則としてブレーキパッドも新品にした時に交換しましょう。

 
材質は基本的に純正とほぼ同じですが表面の加工が違ったり、焼き入れされてる等が、あります。

 
パッドの交換よりも制動力の変化は少ないですが、安定したブレーキキングができたり、ローターの寿命が伸びたりします。
(製品によります)

 
スリットタイプはスリットによりパッドがブレーキを踏むたびに削られるので常に新しい面になります。

 

またスリットからガスが抜けるためフェードする事も少なくなります。

 

 

 

ホイールサイズ(タイヤサイズ)を小さくする

 

直接ブレーキをチューニングしたりするわけではありませんが、ホイールサイズを小さくすれば制動力が向上します。

 
ただしホイールサイズだけを小さくしても制動力は変わりません。

 
ホイールサイズと共にタイヤサイズも変え、外径を小さくしなくては効果が出ません。

 

 
車の制動力は
【ブレーキローターを大きくすればするほど制動力が上がり、タイヤ外径を小さくすればするほど制動力が上がる】
といった特性があります。

 

 
ですが、制動力を上げようとブレーキローターを大きくすれば、当然ホイールサイズも大きくしなくてはいけません。

 

これではイタチごっこになってしまいます。

 
それを極力無くすためにはブレーキローターとホイールを大きくしても、タイヤ外径を変えなければ良いのです。

 
ただしホイールサイズを大きくし、タイヤ外径を変えないということはタイヤの扁平率を小さくする事なので、乗り心地は多少悪くなる傾向にあります。

 
走りと取るか、快適さを取るか…。

 
こちらも自分のスタイルに合わせて考えてやっていくと良いでしょう。

 

 

ブレーキローターの大型化

 

先程も書きましたが、ブレーキローターを大きくすると制動力は向上します。

 

ブレーキローターを大きくするには、ブレーキローターが入る大きなホイールも必要になってきます。

 

また純正のキャリパーは使えなくなる場合がほとんどです。
(ただし純正キャリパーを使えるようにするブラケットがあれば使用できる)

 
そのためキャリパーとローターのセットを購入しなければいけないため非常にコストが高くなります。

 
このようなキットに付属しているキャリパーは対向4ポッドや対向6ポッドと呼ばれる優れたキャリパーが付いてきます。

 

 

純正の多くは1ピストンの片押しですが、対向ピストンのキャリパーはコントロールが非常にやりやすくなります。

 
特にブレーキのリリースではかなりの恩恵があるでしょう。

 
コストは高いですが、制動力も上がりコントロールもしやすくなるので効果を考えると安いのかもしれません。

 

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よくある勘違い

ブレーキの効きを強くしようと色々なチューニングをする方もいますが、実はあまり制動力が変わらない場合もあるのです。

 

ブレーキホース(ステンメッシュ)



 

ブレーキホースをステンメッシュのタイプに交換する方はたくさんいますが、これは制動力を上げるチューニングではありません。

 

 

ステンメッシュにすると通常はブレーキペダルを踏んだ時の圧力でブレーキホースが若干ですが膨れます。

 

それを防止してブレーキのフィーリング(ブレーキタッチ)を良くするまでの物なのです。

 
厳密に言えば制動力が全く変わらないことはないかもしれませんが、ほとんど変わらないでしょう。

 

ですがタッチが良くなればブレーキコントロールも良くなるのでステンメッシュブレーキホースの交換はオススメです。

 

絶対にオススメ!ステンメッシュブレーキホースの効果を紹介!

 

 

マスタシリンダーストッパー



 

ブレーキのマスタシリンダーを動かないようにするための部品です。

 

ブレーキペダルを踏み込むと、マスタシリンダーが取り付けられているボディが歪みます。

 

その歪みを防ぐための部品なので、こちらもブレーキのダイレクト感やフィーリングが上がります。

 
なので、直接制動力は変わらないのです。

 

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ブレーキキャリパー



 

ブレーキチューニングで真っ先に思いつくのが社外のキャリパーです。

 

車種専用でポン付けできるタイプが多く、また純正流用している方も多いでしょう。

 

ですが、キャリパーを2ポッドにしようが4ポッドにしようが制動力は変わりません。
(厳密には多少向上します)

 
一般的な乗用車のブレーキはブレーキフルードと呼ばれる液体に圧力をかけて制動力を出しています。

 
ブレーキペダルを踏み込めばブレーキフルードに圧力が加わり、その圧力がキャリパー内部のピストンを押し出し、パッドがローターを挟み込み制動しています。

 
ブレーキペダルを踏み込んで10の圧力がフルードに加われば、キャリパーのピストンにも10の圧力が加わります。

 

つまりキャリパーを変えても圧力は変わらないため制動力はそこまで向上しません。

 
もし純正のキャリパーを使っていて、ブレーキを強く踏み込んでタイヤがロックすれば、当然社外キャリパーを使用しても同じ制動力でロックします。

 

 

純正キャリパーで300キロの力でタイヤがロックすれば、いくら社外のキャリパーでも300キロでロックします。

 
ただしキャリパーを交換するメリットは大きく、ブレーキングのコントロール性能の向上や足回りの軽量化等といった様々な走りを向上させる作用があります。

 
またローター径を大きくしなくてもキャリパーが大きくなり、同時にパッドも大きくなってローターに当たる面積が増えるなら制動力は向上します。

 
またキャリパーキットだと大型ローターとセットになるため、これを装着すれば確実に制動力は向上します。

 

 

まとめ

ブレーキの制動力の強化は基本的に
• パッドを効くタイプに変える
• ローターを変える
• ローターを大きくする
• タイヤ外径を小さくする
の4点になります。

 

 

キャリパーキットを購入すると制動力が上がる理由が【ローターの外径】が大きくなるからです。

 

キャリパーのみを交換して「これで制動力が凄く上がるぞ!」と期待するとガッカリするかもしれません。

 

ですが、キャリパーを社外に交換すると基本的には軽量化に繋がるため、運動性能やブレーキコントロール性の向上になります。

 
まずはパッドやローターを交換してみて、それでも強い制動力が欲しいならローター径を大きくしてみるといった感じで段階を踏んでいくと良いでしょう。

 

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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