おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
車を速く気持ちよく走らせるために必要なのが【セッティング】です。
それも特に車高やホイールオフセット等の足回りセッティングが重要になってきます
。
今回は【FF車の足回りセッティング】について紹介していきます。
注:私個人的なセッティング方法です。
これが100%正解というわけではありませんので、こういったセッティング方法もあるという風に思ってください。
FF車の基本特性
FF車の基本的な特性は【アンダーステア】です。また他の駆動方式と違い、エンジンやミッションといった重量物が全てフロントに詰め込まれています。
そのためフロントの荷重は何もしていない(ブレーキング等)状態でも他の駆動方式よりも掛かっています。
逆を言えばリアが他の駆動方式よりも軽く、荷重が乗りにくいということにもなります。
FR等だとフロントが軽いのでハンドリングが良いといった特徴がありますが、FFの場合は荷重が乗りやすいといったメリットはありますが、荷重の乗り過ぎでタイヤ限界を超えやすいといったデメリットもあります。
FFのセッティングはいかに進入で向きを変えてやるかが肝になってくるのです。
FF車のフロント足回りのセッティング
どの駆動方式にも言えることですが、よりタイヤのグリップを使い切ることが大切になります。タイヤのグリップを使い切る…それは【ネガティヴキャンバー】を付けるということです。
どれだけキャンバーを付ければ良いかは、運転スタイルやコースによって変わります。
またFF車はフロントタイヤのみで車を進ませてコーナーを曲がるため、タイヤの限界をすぐに超えてしまいます。
そこで1番楽にコーナーをクリアする方法が【タイヤを太くする】ということです。
今まで205サイズを使っていたのを225サイズに変えてみると、驚くほど簡単にコーナーをクリアする事ができます。
ただしコーナーを速く曲がる=遠心力も強くなる
になるため、フロントサスペンションバネのレートも高くしてやる必要が出てきます。
■フロント足回りセッティングのポイント■
• キャンバーを付ける
• タイヤを太くする
• バネレートを上げてやる
等のタイヤグリップの限界を引き上げるチューニング&セッティングが必要
• タイヤを太くする
• バネレートを上げてやる
等のタイヤグリップの限界を引き上げるチューニング&セッティングが必要
スポンサードリンク
FF車のリア足回りセッティング
FF車のリアタイヤは重要でないように思えますが、実はかなり重要なのです。
FF車で素早く向きを変えるためにはリアタイヤのグリップ力がフロントタイヤのグリップ力よりも高いと向きを変えにくくなります。
そのため基本的にはフロントタイヤよりもリアタイヤを補足してやる必要があります。
例えば
フロントタイヤが225
リアタイヤが205
といった具合です。
またキャンバーですが、リアタイヤにもある程度のキャンバーが必要になります。
理由として
キャンバーを付ければ直進状態時のタイヤの接地面積は少なくなります。
直進状態ではタイヤの内側しか接地していないからですね。なので曲がり始めの瞬間的なグリップ力は少なくなります。
基本的にフロントが曲がり始めてからリアが付いてくるので、そこでキャンバーが付いていると瞬間的にリアタイヤが流れようとします。
進入でリアが流れても、キャンバーが付いていれば途中でタイヤの全面が地面に設置します。
そのため進入で一気に向きを変え、向きが変わった時にはグリップ力が出るためスライドが止まるようになります。
直進状態ではタイヤの内側しか接地していないからですね。なので曲がり始めの瞬間的なグリップ力は少なくなります。
基本的にフロントが曲がり始めてからリアが付いてくるので、そこでキャンバーが付いていると瞬間的にリアタイヤが流れようとします。
進入でリアが流れても、キャンバーが付いていれば途中でタイヤの全面が地面に設置します。
そのため進入で一気に向きを変え、向きが変わった時にはグリップ力が出るためスライドが止まるようになります。
ただ車の向きを素早く変えるためにリアの限界を落とすことは避けましょう。
リアのトーをアウトにすれば素早く向きを変える事ができますが、スライドが止まらなかったり不安定な動きになるので、トーは0ぐらいにしておく方が無難です。
スポンサードリンク
リアがトーションビーム式の車には?
トーションビーム式の車はキャンバーの調整ができません。キャンバーを付けるためには【キャンバープレート】が必要になります。
キャンバープレートはリアブレーキ(リアハブ)を取り外し、その取り付け面に挟み込むように取り付けます。
こうする事でキャンバーを付ける事ができます。
ただプレートによりキャンバーが決まるので、調整する際はまた取り外し、違う角度のプレートを取り付ける必要が出てきます。
FF車の車高の合わせ方
車高ですが、最初は平行になるように合わせましょう。そこからアンダーが強ければ少しフロントを下げたり、オーバーが出るなら少しリアを下げたりしましょう。
ただあまりリアを下げることは無いと思います。
ポイントはまずは平行に車高を合わせてから車の動きに対して少しずつ変えていくことです。
まとめ
FF車の足回りセッティングですが、基本的に他の駆動方式と似ています。大きく違う点は
【フロントタイヤをリアよりも太くする】
ということです。
またリアタイヤも重要になります。
リアタイヤもある程度キャンバーを付けた方がコーナーの進入で向きを素早く変える事ができます。
ただし、限界を下げるようなトーアウトは避けましょう。
FF車はアンダーステアが強く出ますが、言い直せば安定感があるという事です。
進入で素早く向きを変えるセッティングにしておけば、安定感が武器になるので不安定な動きもほとんど出てきません。
皆さんも軽量なFF車で色々セッティングをしてみてください。
かなり面白い車ができますよ ♪
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
スポンサードリンク
あなたにオススメの記事はこちら