おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
車高を落としたり、フェンダーを広げたりするとフェンダーライナーを付けるのを迷う時があります。
車高を落としたら結構段差等で擦るんですよね…。
そしてもう要らない!と、取っ払う方もいると思います。
ちょっと待ってください!
そのフェンダーライナーはかなり車では重要な部品なんです!
今回はそんなフェンダーライナーについて紹介&解説していきます。
フェンダーライナーとは
フェンダーライナー(インナーフェンダー)とは、ホイールハウス内にある黒のプラスチック部品です。
写真は取り付いている時と単品
基本的柔らかい素材でできており、フェンダー内を通る配線等を守っています。
最近ではライナーに起毛が付いており防音効果を狙った物もあります。
少し書き出してみると、ライナーの役割は
• フェンダー内の配線を守る
• ヘッドライトをゴミ等や水分から守る
• 空力効果を上げる
• 防音効果
があります。
特に重要なのがやはり色々な部品を守るという事ですね。
さらにスポーツ走行をする方なら空力効果もかなり大切ですね。
フェンダーライナーを取り外すと
車高を下げたりするとライナーとタイヤが干渉する場合があるためカットしたり取り外したりする場合がありますが、私的には
【ライナーはできる限り外さない】
が正解です。
ライナーを外すと、タイヤが直接配線に擦れてしまってショートしたり、ヘッドライトの裏にタイヤで巻き上げたゴミや水分がかかり、ヘッドライトに水が入ったり故障の原因に繋がります。
もし車高を落として干渉するなら、干渉する部分を少しだけ切り取るか、ヒートガン等で暖めて当たらないように変形させておくと良いでしょう。
ライナーはカッターナイフ等で簡単に加工することができます。
ある程度ならハンドルを切った状態で作業することができるため、タイヤを外さなくても大丈夫です。
最悪でも配線があるなら配線部分や、ヘッドライト周辺等は残しておきましょう。
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ライナーによる空力効果
フェンダーライナーは空力効果もあります。
ライナーが無いとバンパーから入ってきた空気が直接タイヤに当たります。
すると空気抵抗にもなりますし、ホイールハウス内の空気がかなり乱れるので車を浮かそうとする作用が働きます。
ホイールハウス内に入ってきた空気はすぐに出してやると車も安定します。
メーカーはホイールハウス内になるべく空気が入らないようにバンパー下部にストレーキと呼ばれる板を付けている時もあります。
メーカーがコストをかけてまで安定性を出すためにホイールハウス内になるべく空気を入らないようにするのですから、ライナーを外すと安定性が無くなるのも分かります。
ワイドフェンダー等のダクトがあるフェンダーの場合
ワイドフェンダー等のダクトがあるフェンダーを装着する場合はダクト部分のみライナーを切ってしまっても大丈夫です。
むしろライナーがあることでホイールハウス内の空気を逃すことができなくなるため、ダクト部分のライナーは無い方が効果が高まります。
しかし前方部分はやはりライナーを残しておくのがベストと言えるでしょう。
まとめ
基本的に純正で採用されている部品は何かしらの意味が必ずあります。
今回紹介したフェンダーライナーもその1つです。
ライナーは配線やヘッドライトをタイヤの干渉やゴミ、または水分から守っています。
さらに空力にも影響してきます。
邪魔だな…と思うライナーですが、かなり大切な部品ですので、最低限の部分は残すようにしておきましょう。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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