おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
スポーツ走行をしているとテールが流れてカウンターステアを当てる…。
結構あると思います。
ドリフト走行にしろグリップ走行にしろカウンターステアの当て方はかなり重要になります。
でもどのようにカウンターステアを当てれば良いのか…。
今回はそんなカウンターステアについて私なりに解説していきます。
(注:今回は主にグリップ走行で速く修正するための解説になります。)
カウンターステアとは
カウンターステアとはリアが流れた(滑った)ときに流れた方向にハンドルを切る事です。例えば左コーナーを走っており、リアが限界を超えると右方向に流れ出します。
その時にハンドルを右に切ってスピンを回避したり、スライドを止めたりします。
またドリフト走行だとそのままカウンターステアを当てながらリアをスライドさせてコーナーを曲がります。
リアが滑り出した時はカウンターステアを当てなければスピンしてしまいます。
ですがカウンターステアも当てすぎると当てた方向に車の向きがいきなり変わって飛んで行ってしまうことがあります。
それがいわゆる【おつり】になります。
そのおつりを貰わないようにスライド量に対して適格にカウンターステアを当てることが重要になります。
カウンターステアの当て方
カウンターステアはどの駆動方式の車でも必要なテクニックになってきます。特に後輪駆動車では必須テクニックです。
カウンターステアを練習するのに私が最適だと思う方法が【定常円旋回】です。
定常円旋回の簡単な方法は車を停車させ、ハンドルを右にいっぱい切っておきます。
そしてクラッチを踏みギヤを1速に入れます。
準備ができたらアクセルを開けてある程度高い回転数で保持します。
(レブが7000回転なら5000〜6000回転ぐらいで大丈夫です。)
その後クラッチペダルを一気に放すとリアタイヤがホイールスピンし出します。
すると右にリアが流れるので流れ出したらハンドルを左に切ります。
(流れ出したらハンドルを離せば勝手に左にハンドルが切られます。)
後はステアリングやアクセルの調整をすれば定常円旋回を維持する事ができます。
慣れてくると大きな円を描けるようになってきます。
定常円旋回を練習する事でその車のスピン角度の限界が分かりやすくなり、また瞬時にハンドルが切れるようになります。
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ピーキーな車のカウンターステアの当て方
ピーキーな車ほどカウンターステアを当てるスピードが重要になってきます。私的なピーキーな車の代表がS2000やRX-7等の50:50バランスの車です。
50:50の車の旋回軸はほとんど車の中心です。
つまりドライバーがほぼ旋回軸になってきます。
するとドライバーはリアが流れても自分が旋回軸なのでなかなか気が付きません。
ドライバーは「凄く良く曲がっている」と錯覚します。
そしてドライバーが目視で流れているのを確認した時にはスピンモードになっている場合がかなりあります。
このような50:50の車では早めのカウンターステアが重要になってきます。
極端に言えば流れる前にカウンターステアを当てるぐらいです。
早めにカウンターステアを当てるには流れている感覚を覚えなければいけません。
そのためには走りこむ事が重要になります。
そこでも定常円旋回がかなり練習になるので、右の定常円旋回や左の定常円旋回を繰り返し練習すると良いでしょう。
カウンターステア時のアクセル操作
カウンターステアを当てている時に重要な操作がアクセルです。基本的にリアが流れカウンターステアを当てている時はアクセルオンまたはアクセルを保持です。
リアが流れてカウンターステアを当て、怖いからアクセルを抜いてしまうと荷重がフロントに移動するために、車はカウンターステアを当てている方向に飛んでいきます。
アクセルを踏みすぎるとスピンするので、カウンターステアの切り具合やその時の車速に合わせたアクセル操作が重要になります。
ただ絶対言える事は、不意なアクセルオフはかえって危ないという事です。
特に4WDやFF車は飛んでいきやすいので気をつけましょう。
4WDの場合はハンドルを少し戻してアクセルオンでコーナーをクリアする事もできますし、FF車の場合はアクセルオンをする事でオーバーステアを消す事もできます。
無理に立て直すと危ないので、スピンさせる事も視野に入れておきましょう。
スピンさせる事は恥ずかしいことではありません。
綺麗にスピンさせるもの技術が必要ですし、スピンをさせることで被害を回避する事もできるのです。
まとめ
カウンターステアを上手く当てるには練習が必要です。練習には安全に低い速度でできる定常円旋回がオススメで、これができるようになればかなりカウンターステアが綺麗に当てれるようになります。
また慣れてくれば定常円旋回からの8の字にもチャレンジしてみましょう。
またスライド中のアクセルオフは車の向きが勢いよく変わってしまうため気をつけましょう。
車がスライドしてる最中は完全にオフにするのではなく、微調整して安定させるようにしなければなりません。
グリップ走行で速く走らせるためには限界ギリギリ付近で走行することになります。
そのためにもカウンターステアの当て方を練習してコントロールできるようになれば、限界付近の走行でもある程度の余裕が出てきます。
皆さんもカウンターステアの当て方を練習してタイムアップを目指してください。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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