壊れたら一大事!?PCVバルブの仕組みや点検方法を紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

ちょっと私個人的な話なのですが、先日オイル交換をしにいくとエンジンルームに異変が起きてました。

 

オイルキャッチタンクを取り付けているのですが、エンジン側のホースがぺったんこに潰れていました。

 

これはいけないと思い色々点検した結果PCVバルブを交換したら解決しました。

 

このまま気が付かずにしていると最悪とんでもないことになる危険性があったので、早期発見できて良かったです。

 

そこで今回はそのPCVバルブについてお話しします。

 

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PCVバルブとは

PCVバルブとはエンジンのヘッドカバー(タペットカバー)に取り付けられている一方通行のバルブです。

 

エンジン内部の燃焼ガスは排気管を通って排出されますが、一部はクランクケースに入ってしまいます。

 

そのクランクケースに入ってしまったガスを排出するためのバルブです。

 

このバルブが無かったら、エンジンオイルは早く劣化してしまい、最悪溜まったガスの圧力でクランクシール等が抜けてしまいオイルがエンジンの外に溢れ出してしまいます。

(バイパスホースがあるためほとんどそこまで圧力が上がることはないと思いますが)

 

 

PCVバルブから伸びているホースはインテークマニホールドに取り付けられています。

 

アクセルを離してスロットルが閉じているときはインマニ内は負圧になるため、ガスを吸い込みます。

 

 

アクセルを踏んでスロットルが開いているときは正圧になるためバルブは閉じています。

 

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PCVバルブの仕組み

PCVバルブの中はこのような構造になっています。
(色々は物がありますが、機能は同じです)

 

アクセルを踏んでいるときはインマニが正圧になります。 

アクセルを離すと負圧になりバルブが開きます。



 

このように負圧や正圧でガスをコントロールしています。

 

 

PCVバルブが壊れるとどうなるか?

さて少し書いてしまいまいましたが、PCVバルブが壊れると不具合が出てきます。

 

開くけど閉じない場合

あまりこの壊れ方は見たことありませんが、バルブが壊れて開きっぱなしになると、インマニの正圧がエンジン内に入ろうとします。

 

NA車両は大気圧以上になることはほぼないのですが、ターボ等の加給エンジンの場合はインマニが大気圧以上になります。

 

するとエンジン内に空気が入って圧力が上がるので、エンジンからオイル漏れが発生します。

 

またエンジンのフィーリングも悪くなります。

 

 

閉じるけど開かない場合

これが1番多い壊れ方です。

 

バルブが閉じればエンジン内の圧力を抜くことができません。

 

徐々に圧力が高くなり、エンジンの弱い場所からオイル漏れが発生します。

 

特にヘッドカバーのパッキンが1番漏れやすいです。

 

ですが、バイパスホースがあるので圧力が上がりすぎる事はほぼないでしょう。

 

ですがアクセルを離しても圧力が抜けないという事は、その後にアクセルを踏み込んだ時のフィーリングが悪くなるということです。

 

ピストンの動きが圧力により動きにくくなるからです。

 

ほんの少しのことですが、これが結構変わってきます。

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PCVバルブの点検方法

まずはブローバイのホースが潰れていないかを目視で点検します。

 

バルブが悪ければホースは潰れます。

 

これは私が使ってたホースですが、見事にぺったんこになっています。

 



 



こうなって入ればほぼ間違いなくバルブに問題があります。

 

ホースを目視で点検し、潰れて入ればバルブを取り外します。

 

メーカーによりますが、私のエンジンの場合はバルブ自体がネジになっており、ヘッドカバーに取り付けられていました。



 

他にもゴムパッキンに刺さっているだけのタイプもあります。

そのタイプはプラスチック製が多く、力を入れて引き抜くだけで取り外せますが、力の方向に気をつけないとバルブが折れたりしてエンジンヘッド内部に脱落する可能性があるので注意してください。

 

 

取り外したらバルブの点検が可能になります。

点検器具があれば1番いいのですが、なかなか一般家庭にはありません。

 

そのときは綺麗なホースを繋いで息を吹き込みます。

 

まずはエンジン側の方に息を吹き込んで、抵抗なく息が通る事を確認します。

 

その後に反対側にホースを繋ぎ息を吹き込んで、息が抜けないことを点検します。

 

 

私のバルブの場合はこの動作はしましたが、内部にカーボン等が溜まっていたのか、中のバルブの動きが少し悪かったです。

 

 

エンジン側から息を吹き込んだ後に反対側から息を吹き込むと、中のバルブが壁に張り付いているのか、少し息を吹き込む力が必要でした。

 

新品のバルブは何の抵抗もなくスムーズに息が通ったり止まったりします。

 

バルブは私の場合ですが、1000円ちょっとぐらいなので怪しければすぐ交換しても良いでしょう。

 

 

ネジ式の場合は新品にはパッキン剤が塗布されていますが、今までの物を再使用する時はシールテープを3周ぐらい巻いてから取り付けましょう。

 

プラスチック製差し込みの場合は必ず新しいゴムパッキンを使いましょう。

 

まとめ

何気なく付いているPCVバルブですが、壊れるとエンジンが不調になったりフィーリングが悪くなるだけではなく、最悪オイル漏れが発生します。

 

PCVバルブはエンジン内の換気をする事が役目です。

 

このおかげでエンジンオイルの劣化を遅くしたり、エンジンがスムーズに動くようになっています。

 

オイル交換やボンネットを開けた時はブローバイホースが潰れていないかを確認し、違和感があれば点検または交換をしましょう。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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