ラム圧でパワーアップ?ラムエアを徹底解説!自作ラムエア紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

今回のテーマは【ラム圧】です。

 

最近の社外パーツでよくあるラム圧を利用したエアインテークボックス…

 

果たして本当に効果はあるのでしょうか!?

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ラム圧とは

 

ラム圧とは走行風を利用して圧力を上げてやることを言います。

 

そのため車が停車中は全く効果はありません。

 

主に利用されている物は
• ジェット機
• レーシングカー(F1)
等があります。

 

特にラム圧は常に動き続けている物に効果が出るとされています。

 

 

市販車のラム圧チューニング

 

さて、最近多く見られるラム圧を利用したエアインテークシステムがありますが、本当に効果はあるのでしょうか?

 

いきなり答えですが、ラム圧によるブーストはありません!
今からその説明をしていきますね。

 

 

NAの車両で考えてみます。

エンジンに空気が入るまでの過程は

インテークダクト

エアクリーナー

エアフローメーター(ある場合)

サクションパイプ

スロットル

サージタンク

インマニ

 

となります。

 

 

さて、どの部分が1番圧力の差があるのでしょうか?

 

 

答えは【エアクリーナー】です。

 

 

エアクリーナーはフィルターになっているので、1番の抵抗になっています。

 

そのエアクリーナーを無くせばラム圧によるブーストが発生するかもしれません…

 

例えばエンジンが10の空気を吸い込むとします。
ラム圧でブーストを発生させるには10以上の空気を送り込んでやらなければいけません。

 

走行風でそこまでの空気を送り込むことができるのでしょうか?

 

いや、残念ながら無理なんですよね…

 

「だったらラム圧は意味ないの?」

 

そう思うかもしれませんが、そんな事もないのです ♪

 

 

ラム圧による効果

 

ブーストは発生しないと言いましたが、フィーリングは格段に上がります。

 

エアクリーナー前後の圧力差が大きければ、スロットルを開いたら、いつでも空気をしっかり吸い込むことができるからです。

 

エアクリーナー前に10の空気があっても、エアクリーナー通過後には抵抗によって7ぐらいに落ちてしまいます。

 

ラム圧によってエアクリーナー前に13の空気を送り込んでおけば、エアクリーナー通過後は10の空気を吸い込めます。

 

パワー自体は体感できるまで上がりませんが、アクセルのレスポンスやフィーリングは上がるので【速くなった】と思えるはずです。

 

少しだけ調べてみたのですが、F1でラム圧による馬力アップは時速300kmで約5%らしいです。

 

F1の馬力や計算され尽くされたダクトを考慮しても30馬力ぐらいのアップですかね?

 

「30馬力も上がるのか!!」

 

と思うかもしれませんが、これはF1での話です。
市販車は限られたスペースや吸い込み口しかありません…

 

つまりラム圧でパワーアップ!はかなり厳しそうです…

 

ただし先ほども書きましたが、パワーアップさせるためのものではなく、フィーリングを良くさせるものと考えれば十分に導入する価値はありますよね ♪

 

 

 

汎用品を使ったラム圧チューニング

 

車によっては専用品のラム圧ボックスが販売されてますが、専用品がない車種も当然たくさんあります。

 

そんな時は汎用品のファンネルダクトやNASAダクトを使用して代用するだけでもかなりフィーリングが変わってきます。

エアファンネル

 

アルミダクト

エアクリーナーボックスの吸い込み口にアルミダクト等をしっかりと繋げ、そのダクト先端に汎用ダクトを取り付けます。

 

中には写真のように、ダクトとファンネルがセットになった物も販売されています。

ダクト付き ファンネル

 

それをバンパーの走行風が当たる場所に取り付けれやるだけで完成です。

 

注意点としては
• 小さいダクトはNG
• アルミダクトはなるべく曲げない取り回しに
• エアクリーナーボックスとアルミダクトはしっかり繋げる
の3点が主になります。

 

純正のインテークダクトよりも小さい物を使ってしまったら当然純正より効率が劣ります。

 

またアルミダクトを曲げすぎると空気の流れが悪くなるので、これも効率を落とす原因になります。

 

エアクリーナーボックスにしっかりダクトを繋げなければラム圧の意味は無くなります。

 

なので、エアクリーナーボックスが無いエアクリーナー(剥き出しタイプ)にはラム圧の効果はありません。

 

走行風の圧力が逃げてしまうからですね…

 

ただフレッシュエアを取り込めるので、ダクトを引き込む事は重要です。

 

 

まとめ

ラム圧によるブーストは発生しないということが分かって残念な気持ちです…

 

ですがエアクリーナー前に空気を送り込むことにより、スムーズな吸入が可能になる事が分かりました。

 

ラム圧ボックスはブーストを発生させるためのものでは無く、エンジンに効率良く空気を吸わせるための物と思った方が良いのかもしれませんね ♪

 

また自作でも簡単に似たような効果を得られるので、ぜひチャレンジしてフィーリングアップを目指してみてはいかがでしょうか?

 

今回の記事で紹介した汎用のアルミダクトとファンネルダクト等はこちらから参照することもできます。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

エアファンネル
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アルミダクト
アルミダクト サイズ φ75×4m
 

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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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