整備士が教えるパンク修理!パンク修理剤とスペアタイヤの使い方!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 
今回のテーマは【パンク修理】です。

 
出先で突然のパンク…
嫌ですよね…

 
そんなパンク時の対処法やパンク修理剤の使い方、スペアタイヤの交換方法を紹介していきます!

 

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確認しておこう!

 
まず確認しておきたいのがスペアタイヤの有無です。

 
愛車にスペアタイヤが載っているのか、それともパンク修理剤が載っているのか…

 
スペアタイヤが載っていると思いきや、いざパンクして交換しようと思ったらパンク修理剤だった…使い方が分からない!!

パンク修理剤 使い方 分からない
こんな事にならないためにもスペアタイヤの有無の確認は大切です。

 
またスペアタイヤにしっかり空気が入っているかの確認も大切で、最低でも年に一回はスペアタイヤの空気圧の点検をしたいですね。

 
パンク修理剤については後ほど使い方を説明していきます。

 
他にも車載のパンタジャッキやジャッキのハンドル、さらにホイールナットレンチが車に載っているかの確認も必要です。

 
ホイールナットレンチですが、社外ホイールや社外ホイールナットに交換してある場合は純正の車載ホイールナットレンチが使えない場合があります。

 
その時はホイールやホイールナットに合ったレンチを購入し、車に載せておくと良いでしょう。

 

パンクしてしまったら(スペアタイヤ交換)

パンクしてしまったらすぐにスペアタイヤに交換したいところですが、場所によってはそうもいきません。

 
まず
• 交通量の確認
• 路面の確認
が必要です。

 

交通量の確認

 

大通り等の交通量が多い場所でのスペアタイヤ交換は非常に危険です。

 
この場合は広めの路肩を見つけたり、駐車場を見つけてそこに停車しましょう。

 
また後続車に気づいてもらうためにも必ずハザードを出しておくことも大切です。

 
そして左車線を走行して場所を見つけましょう。

 
万が一車道で停車してしまった場合は無理にスペアタイヤに交換せずに、ハザードを出して助手席側から車を降り、安全な場所に避難してから車屋さんやスタンド、またはJAF等に連絡してください。

 

 

路面の確認

 

広めの場所に停車したら、そこの路面の確認をしましょう。

 
スペアタイヤを交換するにもジャッキアップは必ず必要になります。

 
基本的に車載のパンタジャッキを使用しますが、路面が砂利や凸凹の激しい場所、または未舗装路の場合は絶対にやめておきましょう!

 
路面が確実に平らでないと、車を上げた時にジャッキが倒れ、車も落ちてきます。

 
最悪ペッチャンコに…

 
なので、ジャッキアップできる路面かをしっかりと確認してください。

 
ジャッキアップ箇所がわからない場合は車の取り扱い説明に記載してあるので確認しましょう。

 

 

ジャッキアップとスペアタイヤ交換

 

車のジャッキアップポイントをパンタジャッキを使ってジャッキアップしていきます。

パンタジャッキ
ですが、まずホイールのナットを少し緩めておきます!

 
ジャッキアップしてからではタイヤがフリーで回ってしまうのでナットを緩めることができません。

 
ジャッキアップの前にほんの少しだけナットを緩めます。

 

ジャッキを車に使用し、専用のハンドルを使いグルグルと右方向に回していけば車は上がります。

 
車種によってはかなりの力が必要になる場合があるので、女性の方には少し厳しいかもしれません…

 
車が浮いたらスペアタイヤと交換し、ナットを取り付けて(工具である程度締めれば大丈夫です)タイヤが路面に接地するまで降ろします。

 
この時に車を完全に降ろしてはいけません。
だってまだナットを締め付けていませんから(汗

 
タイヤが接地したらナットを本締めして、完全に車を降ろしましょう。

 

 

スペアタイヤの注意点

スペアタイヤに交換するのは良いですが、基本的に後輪に取り付けましょう。

 
前輪は方向を変えるためにハンドルを切ったりするので、スペアタイヤには負荷が大きすぎます。

 
なのでなるべく負担の少ない後輪に取り付けましょう。

 
またスペアタイヤは修理工場(スタンド含む)までの移動手段ですので、すぐにパンク修理をするなり、タイヤを交換するなりしてください。

 
スペアタイヤで長距離を走ると、最悪バースト(タイヤの破裂)したりしてとても危険です。

 

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パンク修理キット(タイヤ修理剤)

パンク修理剤

最近では標準装備でかなり増えてきたパンク修理キットですが、使い方を知っている方はかなり少ないと思います。

 
スペアタイヤのようにジャッキアップしたりタイヤを外したりする事がないのでお手軽なようですが、これも落とし穴が存在するのです…

 

 

使い方の説明

釘等でタイヤのトレッド面(地面に接地する場所)に穴が空いてしまった場合のみに使えます。

 
側面に空いてしまった場合はパンク修理はできません。

 
まず、ホイールをバルブを1番下に来るように車を動かします。

 

そしてタイヤに空気が残っている場合は、空気を抜くためにキットに入っている専用の工具を使ってホイールのバルブを取り外します。
(勢いよく空気が出てくるので、外したバルブを飛ばさないようにしてくだい。もしなくした場合はキットにスペアのバルブが入っているので、そちらを使用しましょう。)

 

 

空気が抜けたらパンク修理剤に専用のチューブを取り付けます。

 
チューブを空気注入口に取り付けたら、修理剤を流し込んでいきます。
この時に必ず全量を入れましょう。

 
修理剤を入れ終わったらバルブを取り付け、付属のエアコンプレッサーを使い、空気を入れていきます。

 
エアコンプレッサーは車のシガーライターソケットやアクセサリーソケットから電源を取る事ができます。

 
車の運転席ドア付近に適性のエア圧が書いてあるので、コンプレッサーのゲージを確認しながら適性圧力まで空気を入れます。

 

後はそのまま走行するだけです。

 
ですがこちらもスペアタイヤ同様に、修理工場等に行くための手段なので、修理剤を使ったからと言ってそのまま使用するのは絶対にやめましょう。

 

 

パンク修理剤の落とし穴

パンク修理剤を使用したタイヤは、基本的に使用不可になります。

 
例えお店でパンク修理可能だったパンクも、修理剤を使用すれば使えなくなります。

 
そうです!新しいタイヤを絶対に購入しなければいけなくなります!

 
さらにパンク修理剤ですが、値段がお手軽ではありません…

 
約6000円はします…

 
新しいパンク修理剤を購入して、さらに新しいタイヤも購入しなければいけない…

 
軽自動車なら6000円でタイヤを1本買う事ができますよね?

 
パンク修理剤を使ったがために、倍の金額を払わなくてはいけなくなる時があるのです…

 
なので釘等が刺さってパンクしている場合は、付属のエアコンプレッサーを使用して空気を入れ、すぐに空気が抜けないのであればその状態で走行可能です。

 
修理工場が遠い場合は、少し走ったら空気を入れて、また少し走ったら空気を入れてを繰り返せば問題ない場合もたくさんあります。

 
基本的にパンク修理剤は、絶対に修理工場までもたない場合のみ使用した方が良いでしょう。

 

 

まとめ

スペアタイヤもパンク修理剤も応急的な物です。

 
「スペアタイヤにしたから!」
「修理剤を使ったから!」

 
とそのまま走行すれば大事故につながる可能性があります。

 
またスペアタイヤ交換や、修理剤を使いことに自信が無い方は、車屋さんやJAFなどのロードサービスに連絡した方が絶対に良いです。

 
自信が無いのにスペアタイヤに交換し、ナットが締まってなかったために事故に繋がった…

 
ありえない話ではありませんよね…

 
少しでも無理と思ったら大人しく電話をしましょう!

 
またスペアタイヤは交換できるけど、パンク修理剤は自信の無い方は、後付でスペアタイヤを購入することも可能ですので、車を購入した場所や行きつけの車屋さんに相談してみても良いと思います ♪

 

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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