必須テクニック!ヒールアンドトゥとは?コツや練習方法を紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

スポーツ走行には欠かせないテクニックと言えば
【ヒールアンドトゥ】
です。

 

ヒールアンドトゥができるようになればスムーズなシフトダウンをすることができるため、ギヤを痛めることも少なくなります。

 

シフトダウン時の安定性も良くなるので、車の乱れが少なくなります。

 

今回はそんなマスターしたいヒールアンドトゥの練習方法ややり方等を紹介していきます。

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ヒールアンドトゥとは

ヒールアンドトゥとはブレーキングのシフトダウン時に意図的にエンジンの回転数を上げて合わせてやるテクニックのことです。

 

やり方は
1. ブレーキング

2. クラッチを切る

3. ブレーキペダルを踏みながらアクセルペダルを踏む

4. シフトダウン

5. クラッチを繋ぐ

といった手順になりますが、この間はおよそ1秒ぐらいでしょう。

 

でもなぜヒールアンドトゥをするのでしょうか?

 

例えば3速から2速へシフトダウンするとエンジンの回転数が上がります。

 

回転を合わせずにシフトダウンするといきなりガクンと強いエンジンブレーキがかかり車がフラついたり、ギヤに負担をかける事があります。

 

それを防止するためにシフトダウンする時にクラッチを切りアクセルを踏み込んでエンジンの回転数とギヤの回転数を合わせてあげるのがヒールアンドトゥです。

 

またやり方も主に2種類あり
• つま先でブレーキを踏み、かかとでアクセル
• 足の左側でブレーキを踏み、右側でアクセル
という方法があります。

 

このやり方ついては後程説明していきます。

 

どちらも目的は同じですが、踏み込み方が違います。

 

これらは人や車によってどちらがやり易いかが変わってくるため、自分に合ったやり方を選んでみてください。

 

ヒールアンドトゥの種類

先程も書きましたが、ヒールアンドトゥには2種類のやり方があります。

 

つま先でブレーキを踏みかかとでアクセルの方法

ヒールアンドトゥと言えばこのやり方が最初に出てくるぐらい一般的な方法です。
(写真はAT車で写してます。ご了承ください)



写真のようにつま先でブレーキを踏み、足首を捻るようにしてかかと付近でアクセルペダルを踏みます。

 

私もこのやり方を使ってますが、アクセルペダルとブレーキペダルの間隔が狭い車はやりにくいため、もう1つの方法でヒールアンドトゥを行なっています。

 

 

足の左側でブレーキ、右側でアクセルの方法

かかとを使わないのでヒールアンドトゥと言えるか分かりませんが、やる事は同じです。

 

あえて言うなら『トゥアンドトゥ』でしょうか 笑

 

写真のように足の左側でブレーキを踏み、右側でアクセルを踏みます。
(写真はAT車で写してます。ご了承ください)



足首を傾けてアクセルペダルを踏む感じです。

 

ペダル間隔の狭い車では必須になってくるやり方です。

 

ペダル間隔が広いとブレーキは踏めてもアクセルペダルに届かないという事があります。

 

足の小さな方はなかなか難しいかもしれません。

 

 

ヒールアンドトゥの注意点

スポーツ走行では必須テクニックのヒールアンドトゥですが、注意しなければいけない事もたくさんあります。

 

時に注意が必要なのが
【ブレーキペダルの踏力を一定にする】
です。

 

ヒールアンドトゥをするには当然足を動かしてアクセルペダルを踏まなければいけませんが、この時にブレーキペダルを踏む力が変わってはいけないのです。

 

ブレーキを踏んでるつま先を支点にしてかかとでアクセルを踏むような感じで行えば上手くいきますが、これには練習が必要になります。

 

もしヒールアンドトゥをする時にブレーキペダルを踏む力が変わってしまうと、制動力が一定に保たれないため車がギクシャクした動きになりますし、制動距離にも変化が出てしまいます。

 

正確な距離で制動させるにはブレーキペダル踏力は一定でなければいけないのです。

 

 

ヒールアンドトゥの練習方法

ヒールアンドトゥをマスターするには当然練習が必要です。

 

ただしやった事の無い方がいきなりやると大変危険です。

 

たぶん急ブレーキ気味になると思います。

 

 

ヒールアンドトゥを習得するために、まずはブレーキを使わずに回転数を合わせる練習をします。
(事故防止のために公道ではなく、広場等で練習をしてください)

 

 

この時になるべく高いギヤを使うようにすると感覚が掴み易いです。
* 例 5速ギヤから4速ギヤへダウン

 

やり方としては
1. 5速ギヤで走行

2. クラッチを切る

3. アクセルペダルを踏む

4. クラッチを繋ぐ
です。

 

ブレーキペダルは使わずに、アクセルペダルだけを使って回転数を合わせる事をやっていけば

 

「アクセルペダルの踏み込み量はこれぐらいなんだ」
と感覚をつかむ事ができます。

 

また、クラッチを切った状態で素早くアクセルオンの感覚も掴めれば次のステップにいきましょう。

 

 

 

アクセルペダル踏み込み量の感覚を掴んできたらブレーキペダルを使って練習していきます。
(この練習も事故防止の為に公道では行わないでください)

 

まずはエンジンを切って停車した状態でブレーキをつま先で踏み、かかとでアクセルを踏んで感覚を掴んでください。

 

しっかり足の動きを確認したら実際に動かしてやってみましょう。

 

3速ギヤから2速ギヤにシフトダウンがやりやすいと思います。

 

2速ギヤから1速ギヤへのシフトダウンは、かなり回転数を上げないといけないため練習には向いていません。

 

1. 3速ギヤで走行

2. ブレーキペダルを踏む

3. クラッチを切る

4. ブレーキペダルを踏みながらアクセルペダルを踏む

5. 2速ギヤへシフトダウン

6. クラッチを繋ぐ

後はこれをひたすら練習していくだけです。

 

コツは強いて言うなら【愛車ギヤの回転数の上がり下がりを把握する】と言う事です。

 

4速ギヤから5速ギヤにシフトアップした時に700回転下がるなら、5速ギヤから4速ギヤにシフトダウンする時には700回転上げてやれば良いのです。

 

最初のうちは回転数を気にするかもしれませんが、慣れてくれば自然と感覚でできるようになります。

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ヒールアンドトゥがしやすくなるアイテム

ヒールアンドトゥをすると、ある事を思う時があります。

 

『ペダルの位置が悪くてやりにくい…』

 

ブレーキペダルよりもアクセルペダルの位置が高ければ、ブレーキペダルを踏み込んでアクセルペダルで回転を合わせる時に、かかとを少し上げなければアクセルペダルに引っかかってしまいます。

 

またブレーキペダルとアクセルペダルの隙間が広ければかかとがアクセルペダルに届きにくい場合もあります。

 

特に足の小さい方だとギリギリ届くけどアクセルペダルを踏んだ瞬間に外れるといった事も出てきます。
(私がそうなんですけどね 笑)

 

その様な場合は補助的なアイテムを使用すればヒールアンドトゥがかなりやりやすく改善されます。

 

ハイリフトブレーキペダルカバー



ブレーキペダルには滑り防止のためにゴムのカバーが取り付けられています。

(純正でカバーがアルミになってる場合もあります)

 

ブレーキを踏み込むとアクセルペダルの位置が高くなってしまい、上手くかかとをアクセルペダルに載せれない方向けの補助アイテムが【ハイリフトブレーキペダルカバー】です。

 

純正のカバーは薄っぺらい物ですが、このハイリフトブレーキペダルカバーは厚みがあり、ブレーキを踏み込んだ時にアクセルペダルが高くなりすぎないようにするための物です。

 

取り付けは純正のカバーを外し、ハイリフトブレーキペダルカバーを取り付けるだけと簡単です。

 

カバーはペダルに被っているだけなので、ゴムの部分を端から引っ張れば取り外すことができます。

 

取り付けの際も被せるだけなのですが、厚みがあるため結構な力が必要になります。

 

固くて取り付けができない場合は、お湯にしばらくカバーを付けて暖めておくと簡単に取り付けることができます。

 

純正でアルミのカバーが付いているタイプはネジ止めされている場合があるので、ペダル裏やカバーのボルトを確認して工具で取り外してください。

 

取り外せない車種もあるため注意してください。

 

 

アクセルペダルカバー



ブレーキペダルとアクセルペダルの隙間が広すぎてかかとが届かない時に使用すると便利なのが【アクセルペダルカバー】です。

 

大抵のアクセルペダルカバーは専用のバンドにより固定しますが、稀に直接ネジ止めのタイプもあるため注意が必要です。

 

ただアクセルペダルカバーにはかなりたくさんの種類があるので、どれを取り付ければ迷ってしまいます。

 

私が長年使っているアクセルペダルカバーが、カーメイトから販売されている【RAZO コンペティションスポーツアクセル】です。

 

写真の赤丸で囲んだ部分が横に開く構造になっており、任意でブレーキペダルとアクセルペダルの隙間を調整することができます。



またカバーの厚みも薄いのが良い点です。

 

取り付けはセットになっているバンドをアクセルペダルに巻き付け、そこにカバーをボルトで固定します。

 

初めての方でも詳しい取り扱い説明書と工具が入っているので簡単に取り付けることができるでしょう。

 

ちなみに私はこのペダルを使い続けて7年になります 笑

 

ただこのペダルカバーには2種類の大きさがあるため、購入の際は注意してください。

 

【コンペティションスポーツペダルS】が小さいサイズで
【コンペティションスポーツペダルL】が大きなサイズです。

 

 

ペダルカバーの注意点

調整に便利なペダルカバーですが、いくつかの注意点があります。

 

まず1つが
『ブレーキペダルにカバーは付けない』
です。

 

「さっきハイリフトブレーキペダルカバーを付けるって言ったじゃないか!!」

 

確かに言いました 笑

 

ですがリフトアップブレーキペダルカバーは純正のゴムカバーを外して純正と同じように取り付けるためトラブルはほとんどありません。

 

ですが、後付けアルミペダルカバーになると話は変わってくるのです。

 

基本的に後付けのアルミペダルカバーはバンドをペダルに巻き付けて取り付けます。

 

この取り付けがもし失敗していたり、取り付けボルトが緩んでいたらブレーキペダルを踏んだ瞬間に外れてしまいます。

 

ブレーキペダルを踏んでカバーが取れたらブレーキペダルから足が離れてしまう可能性もあります。

 

そうなると大事故を起こしかねないため、なるべくブレーキペダルにはアルミペダルカバーの取り付けは避けた方が無難でしょう。

 

ただアクセルペダルの場合は、カバーが外れてアクセルから足が離れても止まれないという可能性はほぼ無いため使用しても大丈夫です。

 

ですが外れないに越したことはないので、取り付けには注意してしっかりと固定しましょう。

 

 

 

次に注意する点が
『滑りやすそうなタイプは使用しない』
です。

 

アルミペダルカバーはその名の通りアルミでできています。

 

滑り止め加工のされているタイプなら良いのですが、たまに真っ平らな製品もあります。

 

これをブレーキペダルやクラッチペダルに取り付けると非常に危険です。

 

特に雨の日は靴の裏が濡れていて滑りやすく、万が一ブレーキペダルを踏んだ時に滑って足が離れれば大事故に繋がります。

 

なので、なるべくならブレーキペダルにはゴムのカバーか、滑り止め加工のされている製品を使用してください。

 

 

まとめ

スポーツ走行では必要なテクニックとなるヒールアンドトゥ。

 

車を安定させて走らせたり、ギヤを痛めないためにも是非練習して上手くなりたいですよね。

 

ヒールアンドトゥのコツはとにかく練習することです。
ゆっくりとで良いので、少しづつ感覚を掴んでくれば必ずできるようになります。

 

もし自分の車でヒールアンドトゥがやりにくい場合はペダルカバーを使って調整してみるのも手です。

 

こういった自分の運転しやすいように調整していくのも立派なチューニングの1つですからね ♪

 

ヒールアンドトゥをマスターし、気持ちよくスポーツ走行を楽しんでください ♪

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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もし購入する際には適合表を確認して、自分の車に合った物を選んでください。



 

 

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