フラッシングオイルの効果!使い方や注意点を紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

エンジンのコンディションを良い状態に保つためにはエンジンオイルの定期的な交換が必要になります。

 

そして更にエンジン内部を綺麗にするためにフラッシングという作業をする事があります。

 

今回はそんな【フラッシング】について解説していきます。

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フラッシングオイルとは



フラッシングオイルとは簡単に言ってしまえば『エンジン内部洗浄オイル』です。

 

エンジン内部は燃焼ガスから発生するカーボン等で汚れています。

 

これを洗浄除去する物がフラッシングオイルなのです。

 

オイル交換の際にこのフラッシングをするのですが、やり方としては

 

1. エンジンに入っているオイルを抜く

2. ドレンボルトを締めてフラッシングオイルを入れる

3. 数分間アイドリングさせる

4. フラッシングオイルを抜き取る

5. ドレンボルトを締めてエンジンオイルを入れる

になります。

 

 

ただフラッシングオイルは洗浄用なので、このオイルを使って走行することはできません。

 

フラッシングオイルによりエンジン内部の汚れが浮遊し、それがオイルの通路に詰まったりする可能性があります。

 

厳密言えば走行はできますが、エンジンにダメージを与える危険性があるのでやめておきましょう。

 

 

フラッシングはしない方が良い!?

ガソリンスタンドや量販店で
「フラッシングもやってるのでいかがですか?」
と聞かれたことはありませんか?

私も何度かあります。

 

昔は何度かしましたが、今では全くフラッシングをしないようにしました。

 

エンジン内部洗浄自体は性能を引き出すためには良いことなのですが、先程書いたように『フラッシングオイルを入れて数分間アイドリング』させなければいけません。
そしてその後フラッシングオイルを抜き取るのですが、抜けるオイルはオイルパンに溜まっているオイルだけなのです。
例えば4Lのオイルが入るエンジンがあるとします。
そしてオイル交換でオイルを抜き取ると、実際出てくるオイルは3.5Lぐらいしか出てきません。
残りの0.5Lはどこにあるのかというと、エンジン内部のオイルポンプやピストンリングの中、またはシャフト類の中に残ったままになります。
フラッシングオイルを入れてアイドリングされると当然エンジン内部の隅々にフラッシングオイルが行き渡ります。

 

そしてフラッシングオイルを抜き取っても、数Lはエンジン内部に残ったままになるのです。
そこに新しいエンジンオイルを投入します。

 

そしてエンジンを始動させると、残っていたフラッシングオイルと新しいエンジンオイルが混ざり合います。
エンジンオイルには様々な添加剤が入っており、エンジンのコンディションを維持しています。

 

そのエンジンオイルにフラッシングオイルが混ざると、本来のエンジンオイルの性能が多少なりとも劣化してしまう可能性があるのです。

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フラッシングオイルを使う時の注意点

ですが、もしフラッシングオイルを使用したい場合はどうすれば良いのでしょう。

 

それは
【使っているオイルメーカーと同じフラッシングオイルを使用する】
ということです。

 

同じオイルメーカーが出しているフラッシングオイルなら、エンジンオイルと混ざり合っても影響が少ないように成分の調整がしてあります。

 

もし、フラッシングオイルを使うのであれば、使用するエンジンオイルのメーカーと同じメーカーのフラッシングオイルを使用するようにしましょう。

 

フラッシングオイルを使わないフラッシング方法

こんなこと言われちゃうとフラッシングオイルを使うのが億劫になってしまいますよね…

 

でもエンジン内部は綺麗な方が絶対に良いのです。

 

そこで、私もたまにするフラッシング方法を紹介します。

 

エンジン洗浄剤を使用

フラッシングオイルを使わずにエンジンを綺麗にする方法の1つが【エンジン洗浄剤】を使う方法です。
この手の物の使い方は
1. エンジン洗浄剤をエンジンに入れる

2. 数分間アイドリングさせる

3. オイルを抜き取ると

4. ドレンボルトを締めて新しいエンジンオイルを入れる

 

簡単ですよね ♪
オイル交換前に洗浄剤を入れてアイドリングさせるだけで良いのです。
ただしこれもなるべくエンジンオイルメーカーと同じメーカーの洗浄剤を使用してください。
さらに拘るなら新しいエンジンオイルを入れて数分間アイドリングした後にエンジンオイルを抜き取り、また新しいエンジンオイルを入れると余計な成分が混ざりません。

 

ただしコストがかかってしまうのがデメリットですが…
「でも洗浄剤を使ってエンジンオイルを抜き取っても、少しエンジン内部にその洗浄剤が混ざったオイルが残るんでしょ!?」
確かにそうです。
これではフラッシングオイルと同じになったしまいます。
ですが、フラッシングオイルと決定的に違う点があるのです。

 

それは
『エンジンオイルの粘度がほぼ変わらない』
という点です。
フラッシングオイルの大半は【粘度が低いオイル】になっています。

 

この粘度の低さにより狭い隙間に入りやすくなっており、より洗浄効果を高めています。

 

フラッシングオイルでフラッシングした後にエンジンオイルを入れると、粘度の低いフラッシングオイルとエンジンオイルが混ざってしまい、エンジンオイルの粘度が低くなることがあるのです。
ですが、ちゃんとした洗浄剤はオイルの粘度をほぼ変えることなく洗浄してくれます。
そのため新しいエンジンオイルを入れても粘度の低下がほとんど無いのです。

 

フラッシングオイルよりも量が明らかに少ないというのもありますが 笑
なので、私は1年に1回ぐらいのペースで洗浄剤を使っています。

 

何年もやってますがノントラブルです。

 

フラッシングオイルの効果が得られる車両

こんな事ばかり言ってるとフラッシングオイルは悪者になってしまうので、ここでフラッシングオイルの効果を紹介しましょう 笑
普段からしっかりと定期的にオイル交換をしている車両にフラッシングオイルを使用しフラッシングしても体感度はかなり低いです。

 

なぜなら定期的にオイル交換している車両のエンジン内部はすでに綺麗だからです。
ですが、何年もメンテナンスをしていない車両にフラッシングオイル使いフラッシングすると、エンジンは元気に動くようになります。
もし中古車を購入した時に、いつオイル交換したのか分からない車両の場合は、購入した時にフラッシングしても良いかもしれません。
ただしいきなり汚れを除去してしまうと、エンジンオイルを漏れないようにしているシールからオイルが漏れてくる可能性があります。

 

汚れがオイル漏れを防いでたのに、それが無くなって漏れてきちゃうんですね…

 

そもそもその様なシール類は交換しなければいけませんが、いきなりオイル漏れを引き起こさないようにするためにも、フラッシングの前に一度通常のエンジンオイル交換をし、しばらく走行してからフラッシングした方が良いでしょう。

 

まとめ

エンジン内部を綺麗にすることはとても良いことです。

 

そのためにフラッシングオイルという洗浄用のオイルがありますが、メリットとデメリットが存在します。

 

フラッシングオイルを使用した後に通常のエンジンオイルを入れると、抜けきらなかったフラッシングオイルと混ざり合い、粘度の低下や性能の低下を招く可能性もあります。

 

そのためフラッシングオイルを使う場合には、エンジンオイルと同じメーカーのフラッシングオイルを使用するようにしましょう。

 

そしてエンジン洗浄剤というものもあり、こちらはエンジンオイルの粘度をほとんど変えることなく洗浄することができるのでオススメです。
ただ何が1番効果的かと言われれば
『定期的なエンジンオイルの交換』
が1番のメンテナンスです。
皆様も愛車のコンディションをいつまでも良く保つために、定期的なエンジンオイルの交換を心がけてください。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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