おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
車のメンテナンスと言えば色々ありますが、1番多くの人もやっている事は【エンジンオイル交換】ではないでしょうか?
エンジンにとって無くてはならないエンジンオイルですが、そのオイルの汚れを綺麗にしてくれる【オイルフィルター(オイルエレメント)】の交換も重要です。
今回はそんなオイルフィルターの交換時期や内部構造を紹介&解説していきます。
オイルフィルターとは
オイルフィルターとは別名オイルエレメントとも言われるエンジンオイルの汚れを取ってくれる物です。エンジンオイルは交換しても燃料の燃えカスや摺動部品の磨耗による鉄粉で徐々に汚れてきます。
その汚れをオイルフィルター内部のろ紙によりろ過して綺麗にしています。
交換には専用のレンチが必要になる場合があります。
オイルフィルターの交換時期
基本エンジンオイルは5000kmに1回の交換が一般的ですが、オイルフィルターはエンジンオイル交換2回に1回のサイクルで問題ありません。つまり1万キロに1回の交換で大丈夫です。
もしエンジンオイル交換が5000kmでできなかった場合はオイルフィルターも交換しましょう。
例えばエンジンオイル交換を忘れてて7000kmでエンジンオイルを交換した場合は、前回オイルフィルターを交換していても取り替えた方が良いでしょう。
エンジンオイルの汚れ具合を1〜10で例えてみます。
5000kmでエンジンオイルが5汚れるとします。
するとオイルフィルターも5の汚れが付着します。
そしてエンジンオイルを交換すると、オイルの汚れは1に戻りますが、オイルフィルターは5のままです。
さらに5000km走るとエンジンオイルの汚れは5になり、オイルフィルターは10になります。
では7000kmではどうでしょう?
7000km走るとエンジンオイルの汚れは7になります。
同時にオイルフィルターの汚れも7になります。
そしてエンジンオイルを交換するとエンジンオイルの汚れは1に戻りますが、オイルフィルターは7のままです。
そして5000km走るとエンジンオイルの汚れは5になりますが、オイルフィルターは交換していないので12になってしまいます。
これではオイルフィルターが本来の機能を果たせません。
恐らく3000km走ったぐらいでオイルフィルターは機能しなくなります。
先ほど5000kmほど走るとオイルの汚れは5になると書きましたが、もし途中でオイルフィルターが機能しなくなれば5000kmで6や7の汚れになるかもしれません。
■エンジンオイル交換は■
しっかりと5000km毎にするのが車を長く乗るためのコツです。
交換時期を把握し、忘れずにメンテナンスしていきましょう。
交換時期を把握し、忘れずにメンテナンスしていきましょう。
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オイルフィルターの構造
オイルフィルターの内部にはろ紙が入っています。
そのろ紙でオイルをろ過して綺麗にしています。
もし中のろ紙が詰まってしまったりするとろ過できずにフィルターとしての機能はしなくなります。
ここで
「オイルフィルターが詰まったらエンジンが壊れてしまうの?」
と思った方もいるでしょう。
オイルフィルターはろ紙が詰まってしまうとバイパスバルブが開いてオイルが流れるようになっています。
そのためオイル詰まってエンジンが壊れる事はありませんが、当然ろ紙を通過させないのでフィルターのしての機能はしません。
そうなる前にしっかりとオイル交換やフィルター交換のサイクルを守りましょう。
オイルフィルターを交換する時の工具
オイルフィルターはオイルフィルターレンチを使用して交換します。ですがオイルフィルター自体は固く取り付けられていないため、力のある方なら手だけで取り外す事もできてしまいます。
オイルフィルターレンチの種類
基本はオイルフィルターのサイズに合ったソケットを使用しますが、中には全てのサイズに合うタイプのレンチもあります。チェーン(ベルト)タイプ
チェーンをオイルフィルターに巻きつけて緩めることのできるレンチです。
チェーンの長さよりも外形の大きなフィルターには使用できませんが、乗用車ならほぼ全てのサイズに対応できます。
周りに部品やボディがあると持ち手が当たってしまうため狭い場所では不向きです。
三又タイプ
金属のツメをフィルターに食い込ませて取り外す工具です。
ラチェット等を使用して使いますが、基本的に緩める専用です。
取り付けの時にこの工具を使うとフィルターが変形したり亀裂が入ったりする可能性がかなり高いため気をつけましょう。
かなり食い込み力があるため、通常のレンチでは固くて緩まないフィルターでも取り外す事ができます。
一般的なフィルターレンチ
お皿のように大きなソケットです。
ラチェット等に取り付けて使用します。
取り付け取り外しのどちらにも対応していますが、サイズ毎にレンチを交換しなければいけなのがデメリットです。
ただし1番確実に作業できるのが大きなメリットです。
オイルフィルター交換の注意点
先程も書きましたが、フィルターに食い込ませるタイプのレンチを使って取り付けることはNGです。取り付けの際は一般的なフィルターレンチか、最低でもベルト式にしておきましょう。
また取り付けの時にオイルフィルターは強く締めこまなくても大丈夫です。
言ってしまえば手で締めるだけでも問題ありません。
大事な事は【締め付けすぎない】という事です。
あまり締め付け過ぎると、取り付け面のパッキンが変形してオイル漏れの原因になります。
オイルフィルター交換手順
オイルフィルターの交換は1. オイルをエンジンから抜く
↓
2. オイルフィルターを取り外す
↓
3. オイルフィルターを取り付ける
↓
4. オイルを入れる
と簡単です。
たださ取り付ける際にオイルフィルターのパッキンにオイルやグリスを薄く塗布してから取り付けましょう。
それをしないとパッキンが変形してオイル漏れの原因になります。
またオイルフィルターは手で締めていき、パッキンがエンジンに当たってから約3/4回転だけ締め込めば大丈夫です。
(車やフィルターによって取り付けトルクが変わるため、フィルターの箱等に書いてある説明文をよく読んでから締め付けましょう。)
最近の車両はオイルフィルターの中身だけ取り替えるタイプがあります。
その場合は専用のオイルフィルターレンチが必要になります。
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オイルフィルターの種類
オイルフィルターには純正品や社外品等の種類があり、さらに機能的にもメーカーにより色々な工夫がされています。マグネット付きフィルター
オイルフィルターにマグネットが付いているタイプです。
ろ紙では取りきれない細かな鉄粉もマグネットの力でろ過することができます。
通常のオイルフィルターよりも汚れを除去する性能は高いですが、その分フィルターの寿命も短めです。
■オイルフィルターの裏技■
通常のオイルフィルターに強目のマグネットを数個貼り付けてもかなり効果があります。皆様もやってみてください。
ショートタイプフィルター
通常のオイルフィルターよりも背の低いタイプのフィルターです。
オイルフィルター取り付け部にオイルクーラーやセンサー類を取り付けるためのボスを取り付けてる車両に適しています。
(ボスを取り付けると隙間が狭くなるため)
コンパクトな分ろ紙の大きさも小さいため、交換サイクルは短めになります。
その他
ろ紙の目が細かかったり面積が大きかったりするタイプもあります。よくろ過してくれますが、交換サイクルは通常のオイルフィルターと変わりません。
色々な種類がありますが、特にコレを付けなければならないという事はありませんので、迷ったら純正品を使えば間違いないでしょう。
まとめ
エンジンオイルの交換はメンテナンスの基本になります。エンジンオイルの交換時期をしっかりと把握し、小まめにメンテナンスをしておけば車は長く乗り続けることができます。
皆様も愛車を長く状態良く乗り続けるためにも、エンジンオイルやオイルフィルターの管理に気を配ってみてください。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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