リベットの使い方!打ち方や外し方を紹介!ボディ補強もできる!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

物と物を接合する方法と言えば【ボルトナット】【溶接】【接着剤】等があります。

 

中でも1番お手軽なのかボルトナットですが、狭い場所では使えない場合があります。

 

そんな時に活躍するのが【リベット】です。

 

薄くてしっかりと接合してくれる便利なリベット。

 

今回はそのリベットの使い方や外し方を紹介&解説していきます。

スポンサードリンク


リベットとは



基本的にボルトナットと同じで部材同士を接合する物です。

 

ボルトナットと大きく違う点が、カシメて接合するということです。

 

そのため容易に外す事はできません。

 

ただボルトナットだとネジ山が出たりボルト頭の高さがあるなど、狭い場所では使用できない、また密閉された箱型に部材を取り付ける際に反対側にナットを入れる事ができないため固定できなかったりしますが、リベットは穴さえ開ければ表側から部材同士を固定する事ができます。
(これは主にブラインドリベットの事です)

 

 

リベットには【鉄】【アルミ】【ステンレス】等の種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

またホームセンターで多く販売されているのは【アルミ】のリベットです。

 

アルミリベットは容易にカシメる事ができるため、幅広く使用されます。

 

強度を出すためにはステンレスリベットが良いのですが、硬いためカシメるのに力を必要とします。

 

 

リベットの打ち方

リベットを使って部材同士を接合させるには専用の工具が必要となります。

 

それがハンドリベッターです。



 

ペンチのようにグリップ部分を握る事でリベットをカシメる事ができます。

 

またリベッターの先端には穴の空いた部品が取り付けられており、使用するリベットのシャフトに合った大きさの物を使用してください。

 

 

打ち方は
1. 部材同士に穴を開ける

2. リベットを部材に開けた穴に入れる

3. リベッターをシャフト部分に入れる

4. レバーを握ってカシメる

5. シャフトが千切れたら完了

 

と工程自体は少ないです。

 

 

注意点としては、リベットには様々な大きさや長さがあるので、リベットを購入する時に部分の厚さや大きさに合った物を購入しましょう。

 

 

また穴を開ける時ですが、例えば4mmのリベットを打ちたい時には4mm〜4.2mmの穴を開けましょう。

 

そこで5mmの穴を開けるとカシメ部分が穴より広がらない場合があり、リベットが外れてしまいます。

 

適切な大きさは購入したリベットの箱に記載されているので、よく読んでおきましょう。

 

 

ちなみにリベッターですが、私はいつもヘッド部分が回転する物を使用しています。

 



 

一般的なタイプはヘッドが回転しないため、狭い場所だとレバーを握れない事がありますが、このタイプはレバーを握りやすい場所に回せるため非常に便利です。

 

スポンサードリンク




 

柔らかい物にリベットを使用する時には

基本的にリベットは金属同士を固定するのに使いますが、やり方によってはプラスチックにも使用する事ができます。

 

普通にプラスチックにリベットを使うと、カシメることで穴が広がりリベットが抜けてしまいます。

 

その時に金属のワッシャーを受けに使えばしっかりと固定する事ができます。



 



 

ただ厚みが出るため、少し長いリベットを使用する必要があります。

 

 

リベットの外し方

1度カシメたら容易に外す事ができないリベットですが、ドリルが有れば取り外す事ができます。

 

例えば4mmのリベットなら3.5〜4.0mmのドリルで取り外し可能です。

 

リベットはカシメ部分と、表の皿の部分で部材を挟み込んで接合させています。

 

なので表側の皿の部分を削ってやれば取り外せるのです。

 

まずリベットの皿の中心にドリルを当てて削ります。

 

ある程度削ると皿が外れます。

 
残ったリベットは細いドライバーやポンチで押し込めば落とす事ができます。

 

 

ただし密閉された場所では中にリベットが落ちてしまうので取り出す事はできません。

 

 

リベットでボディ補強

割と昔からあるボディ補強なのですが、意外と効果的です。

 

どこにリベットを打てば良いのかと言うと、スポット溶接とスポット溶接の間になります。

 

特に効果的なのが『ドア開口部』です。
写真のこの場合ですね。



 

車のスポット溶接の間隔は意外と広いため、このリベット補強が体感できるレベルで効果があります。

 

 

リベット補強のメリット

• 容易にできる
• コストが安い
• ちゃんと効果が出る

リベット自体そこまでコストが高くないため、他のボディ補強よりも比較的安価にできます。

 

また工具もリベッターとドリルだけなので簡単に誰でもできます。

 

 

リベット補強のデメリット

• 元に戻せない
• 錆が出る可能性がある
• 場所によっては内装が取り付けられない
• リベットの量が多い

 

リベットを使用するのでボディに穴を開けなければなりません。

 

そのため元には戻せなくなります。

 

 

また穴を開けた時に錆止め塗装をしなければ錆が出てきてしまいます。

 

内装もリベットに干渉し取り付けられなくなる場合があり、効果をしっかり出すためにはリベットの量を多くしなければなりません。

 

お手軽な分デメリットも多くなります。

 

なのでサーキットでタイムを出したい!
と思ってる方以外にはオススメはできませんが、ボディ補強としては体感できるレベルで変わります。

 

万人用では無いため、このような使い方もあるという紹介でした。

 

スポンサードリンク




 

ブラインドナット(エビナット)



 

リベットのナット版です。
リベットは部材同士をカシメにより接合しますが、ブラインドナットは片方の部材にナットを取り付けて、ボルトを使用できるようにする物です。

 

使い方はリベットとほぼ同じで、部材に穴を開けブラインドナットを差し込み、ナッターといわれるリベッターのような工具でカシメます。

 

ナッターはリベッターとは少し違い、ヘッド先端にボルトが取り付けられています。

 



 

それをブラインドナットに締め込んで固定し、レバーを握るとブラインドナットがリベットのようにカシメられて固定されます。

 

リベットのように部材同士をカシメる事はできませんが、ボルトを使えるという利点は大きいですね。

 

車では社外バンパーにした際にナンバー取り付けナットとして利用されたりします。

 

 

まとめ

部材同士を接合するのに便利なリベット。

 

取り付けをしっかりすれば溶接したかのようにガッチリと固定する事ができます。

 

取り外す際もドリルを使用すれば簡単に外す事ができるので、リベットを使用する時はリベッターとドリルを持っている方が作業がスムーズに進みます。

 

色々な場所で使用できるので、是非皆様もチャレンジしてみてください。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今回紹介した工具はこちらから参照できます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


PICUS フレキシブルハンドリベッター FHR-2001
 

スポンサードリンク


あなたにオススメの記事はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*