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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
今回は【ターボ】について書いていこうと思います。
その他の部品解説
まずターボとはNAと違いタービン(過給機)を使用し、吸入空気量を増やすことによりパワーやトルクを上げる物のことです。
そしてタービンはエンジンの排気を利用しています。
つまり排気量が多ければ、よりタービンが回るということですね。
なので排気量の小さい車に大きなタービンを使用すると、なかなかタービンが回せないために低回転域では加速が鈍くなるのです。
タービンが大きければパワーやトルクあ上がりますが、エンジンとの相性を考えた大きさが一番良いわけですね。
ターボ車にはNAと違い1次排圧と2次排圧がありますが、この記事では触れないのでご了承ください。
またターボでは圧縮された空気を吸入するのですが、空気は圧縮されると熱を持つ性質があります。
しかし吸入空気の温度が高くなるとパワーが出なくなるので、ターボ車にはインタークーラーと言われる空気を冷やす装置が付いています。
このインタークーラー一つでパワーやレスポンスが変わるので、交換する際はエンジン等の相性を考える必要があります。
ここからが今回の本題になるのですが、ターボは「ターボラグ」と言われるものが存在します。
排気を利用してタービンを回しているので、アクセルを話した時には排気量少なくなり、タービンの回転速度が落ちてしまします。
そしてまたアクセルを踏むと回転の落ちたタービンを回すのに時間がかかります。
これがターボラグです。
ターボラグは無くなることは構造上無いのですが(一部の競技用機能を除く)、そのラグを少なくすることは可能なのです。
簡単な方法としてはタービンを小さくするのがラグを減らすのに効果的なのですが、パワーが少なくなってしまいます…
なのでECU等のセッティングでラグをカバーしてやるのですが、【スバル】のWRX等で採用されている「ツインスクロールターボ」というものがあります。
![ツインスクロールターボ](http://driving310.com/wp-content/uploads/2015/04/image122-300x221.jpg.pagespeed.ce.LnbkaV4lTV.jpg)
普通は赤い部屋は1部屋だけですが
![ターボ 仕組み](http://driving310.com/wp-content/uploads/2015/04/image119-300x225.jpg)
ツインスクロールターボは赤い部屋が2室に分かれています。
![ツインスクロールターボ 仕組み](http://driving310.com/wp-content/uploads/2015/04/image118-300x233.jpg)
もちろんエキゾーストマニホールドも4-2と分かれて、別々の部屋に排気が入る仕組みになっています。
![ツインスクロールターボ エキマニ](http://driving310.com/wp-content/uploads/2015/04/image121-300x231.jpg)
こうすることで低回転におけるトルクの確保と、高回転のパワーが両立できるのです。
そのためターボラグが少なくなります。
凄く素敵なシステムです☆
一応昔からあるタービンなのですがコストが高いらしく、まだ一部の車にしか採用されていません…
しかし今に社外タービン等で出てきそうな気がしますね!
コンピューターの制御もかなり大変らしいので、キットで出るとしても価格は高そうですが…
ターボと言えばパワーばかり見てしまいがちですが、パワーだけあっても車は楽しくないので、自分の車には合ったセッティングや部品で気持ちよく走れるターボ車を作ってください!
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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