エンジンレスポンスを上げる方法!たった1つで車が変わる!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

 

皆さんはエンジン等のレスポンスアップと言うとどんなチューニングが出てきますか?

 

 

エアクリーナー?
マフラー?
軽量フライホイール?
アルミプーリ?

 

それともエンジンに手をつける?

 

 

色々な項目が出てきそうですが、今回は走るならどの項目よりも先にやっておきたい物である【エンジンマウント】を紹介&解説していきます。

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まずは土台が大切!

エンジンマウントでレスポンスが良くなるの?と思いの方もいらっしゃると思います。

 

 

良くなるんです!

 

 

エンジン自体のレスポンスが良くなるわけでは無いのですが、駆動に伝わるまでの反応が格段に向上するのです!

 

 

エンジンというものは走っている時はもちろん、停車中のアイドリング時も回転しています。

 

 

正確にはエンジンはマウントにより固定されているので、クランクシャフトが回っています。

 

 

このクランクシャフトからミッションに動力が伝わり、デフからタイヤへと向かいます。

 

 

さて、もしエンジンが固定されていない状態だとどのような事になるのでしょう?

 

 

答えは
「エンジン本体が回転する」
です。

 

 

タイヤは地面に接地しているので、固定されていないエンジンが回ってしまいます。

 

 

それでは車は前に進みませんね…

 

 

なのでエンジンマウントが重要になるのですが、このエンジンマウント…
純正品だとかなり柔らかいゴムで出来ているのです。

 

 

マウントが柔らかいとエンジンからミッションに駆動が伝わる前に、マウントにその力を奪われてしまいます。

 

 

そしてマウントがそれ以上たわまくなる時に、やっとミッションに駆動が伝わるのです。

 

 

図で見てみると

エンジン回転 図

このように右回転エンジンでアクセルを開けると、当然プーリーは右に回転しますが、反動でエンジンは左に傾こうとします。
この傾こうとする動きがロスになるのです。

 

 

つまりいくらフライホイールを軽くしようがエンジン本体をイジろうが、このエンジンマウントが柔らかいままでは必ずロスが発生してしまうのです!

 

 

この一瞬の傾きですが運転している人からすれば、かなりの時間に感じるのではないでしょうか?

 

 

アクセルを踏んだ瞬間に車が進まないのはスポーツ走行はもちろん、楽しくワインディングを走りたい時には本当に嫌なものです…

 
だったらエンジンをボディ直付けにしちゃえば良いじゃないか!

 

 

そう思う人はたくさんいるでしょうが、それには大きな弊害も出できます。

 

 

確かにエンジンマウントのせいでレスポンスが悪くなるのは間違いないです。

 

 

それに直付け(以下リジット)にすればかなりのレスポンスに仕上がります。

 

 

ならなぜメーカーは柔らかいゴムのマウントを採用しているのか?

 
答えは振動です。

 

 

エンジンは動いている時には必ず振動しています。
この振動は凄まじく、リジットにすると車内にも振動が伝わります。

 

 

バックミラーは激しく震えるために、意味をなしません。
レーシングカーならまだしも、一般車にはあまりにもデメリットが大き過ぎるのです。

 

 

スポーツカーに乗る以上それぐらいは耐える!という方もいるでしょう。

 

 

しかし振動を甘く見てはいけません!
ある一定の振動が続けば、車のボルト類が少しづつ緩んできます。

 
特にエンジン周りのボルト類は1カ月もかからずに緩みます。

 

 

走る度に車のボルトを確認する…

 

 

そんな事をまめにできるはずも無く、できたとしても気軽に乗れる車では無くなります…

 

 

なので、世の中には【強化エンジンマウント】という物が販売されているんですね。

 

 

強化エンジンマウントはゴムの硬度を硬くしてある部品です。

 

 

リジットよりはレスポンスは落ちますが、純正から比べれば雲泥の差になります。

 

 

それでもやはり振動は少し大きくなりますが、耐えられない程にはならないのでデメリットとしては少ないのです。

 

 

なにをするにも基礎が大切なように、エンジンもまずは基礎になる土台をしっかりさせる必要があります。

 

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その他の類似部品

もっと手軽にエンジンの傾きを受け止める商品もあります。

 

 

それが【エンジントルクダンパー】という物なのですが、文字通りエンジンにダンパーを付ける事で傾きを抑えることができます。

 

 

こちらはかなりお手頃価格な上に、装着も自分で出来るほど簡単なのが魅力です。

 

 

ただやはりデメリットも存在し、定期的にダンパー取り付けのボルトを増し締めしないと緩んでくる点と、ボディに少ない面積で取り付けるために、ボディへのダメージが少なからず発生するという点です。

 

 

ボディがそれにより歪んだとはまだ聞いたことはありませんが、取り付けボルトがゆるむ事は頻繁にあるようなので注意してください!

 

 

マウントを強化すれば他にも良いことが!?

【強化エンジンマウント】や【エンジントルクダンパー】により、レスポンスアップをする事が分かりましたが、これらの部品による効果はまだあります。

 

 

特にFF車やMR車のような、シフトチェンジをワイヤーで行っている車に効果絶大なのですが、ミッションの入りが良くなります。

 

 

なかなかギヤが入らない等で悩んでいる方も多いと思うのですが(私もその1人です)、エンジンの傾きを抑えることにより、同時にミッションの傾きも激変します。

 

 

このために、正確なシフトチェンジが行えるようになるのです。

 
さらに効果を引き出すには、エンジンマウントの交換と一緒に【ミッションマウント】も交換してください。

 
ミッションマウントもエンジンマウントと同じで柔らかいゴムを使っています。

 

 

こちらも【強化ミッションマウント】が存在するので、併用することがオススメです。

 

 

さらに!
さらにですよ!?

 

 

FR車や4WD車といったデフが離れて付いている車には【強化デフマウント】を取り付けるとさらにレスポンスが良くなります!

 

 

いままで余計な動きをしていたものを、しっかり固定させることで不安な動きも収まるので、コントロール性も向上します!

 

 

ただどの部品でも言えることですが、やり過ぎるとピーキーになったりするので、そこは個人の好みに合わせてチューニングしていってください。

 

 

やはり何事も基本が大事!

 

エンジンマウントの他にも車を速くする3つのポイントがあるのですが、コツはベースを仕上げるということです。

 

 

まとめ

エンジンマウントやミッションのマウントを強化するだけで車のフィーリングはガラッと変わってきます。

 

車はパワーを上げなくてもフィーリングを上げていけば絶対に速くなるのです。

 

皆様も車の細かい箇所にもこだわってチューニングライフを楽しんでみてください。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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