おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
スポーツ走行をしたことのある人なら100%体験したことのあるアンダーステア…
よくこのブログや、雑誌等で出てくるそんな【アンダーステア】ですが、アンダーステアにも種類があるのを知っていますか?
このアンダーステアの種類を知っておくと、ドラテク向上の近道になったり、効率の良い練習ができたりします。
なので今回は【アンダーステアの種類】という題目でお話したいと思います。
• アンダーステアとは?
まずアンダーステアについて少しお話を。アンダーステアとはハンドルの切角(タイヤの切角)に対して車が曲がっていかない事を言います。
例えば物理法則を色々無視して考えると、タイヤが45度切れてるなら、車は45度で曲がっていきます。
アンダーステアはタイヤが45度切れてるのに、車が30度しか曲がらなかったりする事ですね。
逆に曲がりすぎることをオーバーステアと言いますが、今回はアンダーステアについてなので、オーバーステアのお話は機会のあるときにでも。
• アンダーステアの種類
アンダーステアには大きく分けて1. ロールによるアンダー
2. 手アンダー
3. オーバースピードによるアンダー
4. 荷重オーバーによるアンダー
5. 荷重不足によるアンダー
の5つになります。
1つ1つの条件が重なることにより、アンダーステアが発生するのですが、何が原因でアンダーが発生するのかを理解すれば、改善策もすぐに見つかるはずです。
基本的にアンダーステアはフロントタイヤのグリップが、リヤタイヤのグリップよりも少なくなったときに発生します。(例外あり)
1. ロールによるアンダー
車は曲がるときに必ずロールします。
ロールする事により外側のタイヤの面圧を上げてグリップ力を上げるのですが、同時に内側のタイヤの面圧は下がります。
そして外側のタイヤグリップのみでコーナリングをしようとするのですが、その時に 4 の荷重オーバーを引き起こし、外側タイヤのグリップ限界を超えてアンダーステアになります。
これで勘違いしやすいのが、単にフロントのグリップ不足だと思ってしまうことです。
しかし実際はロール量の多さからくるアンダーステアです。
これを間違えてフロントタイヤをハイグリップに変えたり、太くしてグリップを上げるとさらにロール量を増やしてしまいます。
対処方としては
• フロントスタビライザーを強くする
• フロントのバネレートを上げる
• フロントダンパーの減衰を上げる
等がありますが、極端に変えてしまうと他のアンダーを引き起こしてしまうので、バランスを考えてセッティングしてください。
2. 手アンダー
これは他のアンダーステアと少し違うのですが、単にハンドルの切角が少ないアンダーです。
しかしこの手アンダーですが、意外と多発します。
特にサーキット初心者の方に多く見られるのですが、恐らく原因は自分の車の限界を把握していないところからきてると思います。
他のアンダーと違うのが、タイヤの限界を超えていないのでスキール音が鳴らない、またはあまり聞こえないという点です。
改善策は自分の車の限界を把握することに尽きますが、いきなり限界を把握しようとすると対処ができなかったりするので、少しづつスピードを上げる等で確認してください。
3. オーバースピードによるアンダー
このアンダーは主にコーナー進入時に発生します。
オーバースピードなので当然高いスピードを殺すためにブレーキを長く強く踏もうとします。
するとフロントタイヤのグリップ限界を簡単に超えてしまいアンダーステアになります。
対処方としてはブレーキをリリースしなければいけないのですが、慣れないと中々恐いです。
ドライビングの基本は
【スローイン • ファーストアウト】
なので、コーナー進入は慎重にゆっくり入り、立ち上がりを重視したコーナーリングが良いでしょう。
(こちらも一概には言えませんが)
4. 荷重オーバーによるアンダー
このアンダーは他の原因があり発生するアンダーです。
先程のロール量やオーバースピード等から引き起こります。
何もしていないのにいきなりアンダーステアになることはありません。
何かの原因でこのアンダーステアになります。
基本的にコーナー進入に発生するアンダーなので、コーナー進入時の車の動きを確認すればすぐに根本的な原因を見つけることができるでしょう。
5. 荷重不足によるアンダー
このアンダーもかなりの頻度で発生すると思います。
しっかりとフロントに荷重を乗せれてないのが原因なのですが、このアンダーはコーナー進入時やコーナー立ち上がりのどちらにでも発生します。
コーナー進入時の場合はブレーキ等で荷重を乗せれてないのが原因で、立ち上がり時はフロントが浮き気味になるために発生します。
立ち上がりの場合はプッシュアンダーとも言われていますね。
またこのアンダーは非常に種類の判断が難しいです。
荷重が乗りすぎてアンダーになったのか、足りなくてアンダーになったのかが分かりにくいですね。
判断の仕方としてはアクセルをほんの少しだけ緩め、曲がれば荷重不足で、曲がらければ荷重オーバーという事です。
ブレーキを踏んだりアクセルを全閉してしまうと車の挙動が急に乱れたりするのでしないでください。
• アンダーステアの組み合わせ
アンダーステアは常に1種類で起きるものではありません。例えばコーナー進入から立ち上がりまでアンダー気味だったとします。
この場合は
コーナー進入時は荷重オーバーのアンダーが発生していて、クリップポイント付近はロール量によるアンダー。
立ち上がり時には荷重不足のアンダーの3つが組み合わさってる場合があります。
なのでポイントポイントで練習していくのが一番の近道だと思います。
• セッティング
アンダーステアを弱くするには色々な方法がありますが、車のセッティングによってもアンダーステアを緩和させることができます。例えばロール量のアンダーステアであれば、サスペンションのセッティングで調整できますし、スタビライザーでも調整することができます。
また車高でも特性を変えることができます。
しかし注意してほしいのが、車の特性を殺さないという事です。
車には1台1台特性がありますが、ほとんどの車はアンダーステアの特性を持っています。
理想は弱アンダーステアです。
オーバーステア気味にしてしまうとコントロールが難しくなったり、アクセルを踏めないといったことが起きてしまうので、セッティングである程度のアンダーステアを残しながら、ドライバー側でコントロールをする必要があります。
• まとめ
アンダーステアは偶然に出るものではありません。何かしらの要因があって発生します。
その要因が分からないままセッティングを変えたり、ドライビングスタイルを変えようとしても上手くいきません。
最悪スランプに陥ります。
まずは発生しているアンダーステアの種類を見極め、それに対応するドライビングスタイルやセッティングをしていってください。
練習も知識があるのと無いのではかなり効率の差が出ます。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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