LSDの選び方!3種類あるデフのメリット&デメリット紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

スポーツ走行には必要な部品は色々ありますが、中でもLSD(Limited slip differential)はかなり重要になってきます。

 

そしてそんなLSDにも1way•1.5way•2wayといった種類があります。
今回は社外LSDの種類や特性について紹介していきます。

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LSD ノンスリップデフとは

LSDはその名の如く
『デファレンシャルの動きを制限する』
ための物です。

 

何言ってるか分かりませんよね 笑

 

車は曲がる時等に左右のタイヤに回転の差が生じます。

 

例えば極端に言うと、右にUターンする時には右のタイヤは10回転するのに対し、左のタイヤは20回転します。

 

この回転差を無くすのがLSDの役割です。

 

ただ本当に無くしてしまうと乗り心地の悪い車になるため、ある程度抑えるというのが正解です。

 

これによりサーキット等でスポーツ走行する時にしっかりと車を押し出してくれるのです。

 

限界走行で曲がると、内側のタイヤが浮いてしまって駆動力が無くなってしまいますからね ♪

 

LSDに関してのメリットやデメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事に詳しく記載してあります。

 

• LSDのメリットとデメリットを紹介!
そんな素晴らしいLSDにも種類があるので紹介していきます。

 

LSDの種類

注:ここでの紹介は社外LSDにある1way•1.5way•2wayの紹介です。純正採用されている方式は【LSDの効果 メリットとデメリットを紹介!】に記載してあります。

 

1way式LSD

アクセルオンの時のみにLSDとしての機能が働くタイプです。

主にFF車に取り付けられることが多いです。

アクセルオフ時は機能しません。

 

ブレーキングからの進入でアンダーステアになりにくく、尚且つコーナー立ち上がりではしっかりとLSDを効かせて加速していってくれます。

 

ただしブレーキングの時に作動しないので、コーナー進入で不安定になる場合もあります。

 

コーナー進入で積極的に向きを変えていくFF車と相性が良いのはここから来ています。

 

アンダーステアをなるべく出さずにスムーズにアプローチしたい方にはオススメの方式です。

 

 

2way式LSD

アクセルオンでもオフでも制限してくれる方式です。

 

常に作動しているため、当然コーナー進入ではアンダーステア傾向になってきます。

そのためしっかりとした荷重移動が必要になってきます。

 

ですがブレーキング時にも作動しているため、コーナー進入でも姿勢は非常に安定しています。
また常に作動していることから、急激な作動による姿勢バランスを崩しにくいため、コーナー立ち上がりでも安定した姿勢が保てるのが特徴です。

 

常に安定した走行をさせたい人にはオススメの方式です。

 

余談ですが、私の車にもこの2wayタイプが入っています。

 

 

1.5way式LSD

先ほどの1wayタイプと2wayタイプの中間に位置します。

アクセルオン時では作動しますが、アクセルオフ時には半分だけ作動するといったタイプです。

 

コーナー進入で積極的に向きを変えたいけど、ある程度安定した姿勢も保ちたいといった方にはオススメの方式です。

 

また迷ったら1.5wayと言われるほど万能な方式です。

 

2wayではアクセルオフでの姿勢変化が少ないですが、1.5wayではアクセルオフで車の向きを変えたりすることができます。

 

1wayよりもアクセルオフでのバランスが良いので、本当に万能タイプです。

 

 

結局どのタイプが良いの?LSDの選び方

今からLSDを導入しようとしてる方はこれらの方式で迷うと思います。

 

ただこれといった正解はありません…

 

その人の乗り方で大きく左右されるからです。

 

ですが参考程度にお答えしていきます。
まず自分の走るステージによってLSDの選択が変わってきます。

 

例えば高速コーナーが多いコースなら2wayで大丈夫でしょう。

 

理由はアクセルオンの時間が長いからです。

 

ほとんどアクセルオンなのに1wayを入れてもメリットが少なくなってしまいます。

 

低速での細かいコーナーが多いコースでは1wayが使いやすいです。

 

積極的に向きを変えて、しっかり立ち上がる場所では1wayのメリットが十分に活かされてきます。

 

そしてそのどちらも走る場合には1.5wayが使いやすいです。
最近はFF車にも2wayを入れる場合がありますが、こちらも高速サーキット用が多いです。

 

LSDの選び方は車にもよりますが、やはり自分の走るステージに合わせた方が良いでしょう。

 

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まとめ

社外LSDには大きく分けて
• 1way
• 1.5way
• 2way
があります。

(稀に1.7way等もありますが、基本的には1.5wayと使い方は同じです。)

 

それぞれに長所や短所がありますが、走るステージによって選択すれば長所をより伸ばすことができます。

 

部品代も工賃もいい値段になってしまうLSDですが、その効果は絶大です。

 

「あと1秒速く走りたい!」

 

そんなことも簡単に達成できてしまうぐらいLSDによるトラクションやコーナリング性能アップは感動できます。

 

タイムアップを狙ってる方は遅かれ早かれLSDの導入は必須になってくると思うので、是非自分に合った方式のLSDを導入してみてはいかがでしょうか?
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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