LSD デフの効果! メリット&デメリット紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

スポーツ走行で欠かせないのがLSD。

トラクション向上やコーナリング性能向上にか必需品になります。

ですがLSDのメリットとはなんなのでしょう?

 
今回は【LSD リミット•スリップ•デファレンシャル】について書いていきます。

 

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1. LSDって?

デフは元々どの車にも必ず装着されている部品です。
しかし大抵はオープンデフと言って、車が曲がる時イン側とアウト側のタイヤの回転差を吸収するための部品です。

 

 

LSDはその回転差をある程度無くし、立ち上がりを良くしたり、走行を安定させることが目的の部品です。
しかし良いことばかりではありません。

 

 

車がスムーズに曲がるには左右の回転差を吸収しなくてはいけません。

 

つまりLSDを入れることにより曲がりにくくなってしまうのです!

 

ただスポーツ走行においては、コーナーの立ち上がりや、ブレーキング時の安定性の方が重要なために採用されています。

 

 

 

2. LSDの種類

LSDにはいくつか種類があります。
その代表的な物を紹介します。

 

1. ヘリカル&トルセンLSD

よく純正オプション等で採用されているLSDです。
デフのボディ内に小さなピニオンギヤが入っており、左右の回転差が生じるとピニオンがデフボディの内側に押し付けられる事で回転差を無くそうとしています。

 

当然ピニオンギヤが減ってくれば効きは悪くなってきますが、元々それほど強いLSDでは無いので、しっかりとオイル交換をしていれば気にすることはありません。

 

2. ビスカスLSD

こちらも純正オプション等で採用されているLSDです。

トルセンと違う点は、オイルの粘土により回転差を無くそうとさせるLSDです。

機械的では無いので、効果はどのLSDよりも弱いです。
またオイルの劣化とともに効果も弱くなってくるので、マメなオイル交換が必要になってきます。

ただ弱い故に、スムーズなコーナリングが可能というメリットがあります。

 

3. 機械式LSD

社外品では圧倒的にこちらのLSDが多いです。
基本的にLSDと言えば機械式を意味するぐらい印象が強いと思います。

先ほど2つLSDを紹介しましたが、機械式はどの方式よりも強力な効果があります。

 

 

慣れない人が装着すれば
「車が全然曲がらない!」
と思うぐらい効果が出ます。

 

 

しかし、使いこなすことにより圧倒的に速く走れるようにもなれます。
そしてこの機械式ですが、作動方式にも種類があります。

 

LSDの作動種類

a. 1way

アクセルONのみ作動する方式です。
元々曲がりにくいFF車に使うのが一般的ですが、4WDのフロントに組まれることもあります。

 
ブレーキング等アクセルを踏んで無い時には作動しないので、ブレーキングで車を曲げやすくはなりますが、安定性はノーマルとほぼ同じです。

 

 

デメリットはアクセルコントロールのみでクリアするコーナーで挙動が乱れやすくなったりします。

 

b. 1.5way

アクセルONの時には100%作動し、アクセルOFFの時には50%作動する方式です。

 

FFでもブレーキング時に安定させたい時や、FRでもスムーズにコーナリングしたい時に主に使われます。

 

 

世の中では1番多く市場に出回っている方式だと思います。

迷ったらこの方式!と言っても良いほど汎用性に優れてます。

 

c. 2way

アクセルONでもOFFでも100%作動する方式です。

どの方式よりも曲がりにくくなりますが、抜群の安定性を得ることができます。

ただしっかりと車を曲げる技術が無いとなかなか扱いが難しいというデメリットがあります。

しかし、挙動が一定のためにコントロール性は格段に上がります。

 

作動方法はこのように種類があり選択するときに迷いがちです。しっかりと自分の走行するステージや走らせ方に適したものを選びましょう。

 

•LSDの選び方!自分に適した種類を選択しよう!

 

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3. 効きの強さ

色々な方式のあるLSDですが、効きの強さはどれが1番なのでしょうか?

 

基本効きの強さは【イニシャルトルク】というものに左右してきます。

 

イニシャルトルクとは最初から(作動していない時から)かかっている力のことです。

 

サスペンションのバネで言うプリロードと同じですね。
同じメーカーでもイニシャルトルクが違うものもあるので、装着する時にはショップと相談する方が良いでしょう。
イニシャルトルクが強ければ、ガツンと作動しますし、弱ければマイルドに作動します。

 

 

2wayでもイニシャルトルクが弱ければ曲がりやすくなったりするわけです。

 

 

ただ、あまり弱いとせっかくのLSDの効果も薄れてしまうので、そこが1番悩むところです。

 

 

4. 摩擦材

機械式には摩擦材とシムというプレートが組み合わさって入っています。

 

 

その摩擦材ですが、カーボンを使用した物もあるのです。
特徴は
1. 効きがマイルド
2. 高イニシャルトルク
3. 作動音がしない(静か)

という点です。

 

 

効きがマイルドと書きましたが、効果が小さいという事ではありません!
むしろ強力です!
ただ唐突に作動しないので、スムーズにかつしっかりとトラクションを得ることができます。

 

 

ただ、デメリットとしては高価という点です。
しかし、本当に素晴らしい効果なので、タイムを突き詰めたい方にはもってこいのLSDです。

 

最後に

どうでしたか?
LSDと言っても色々な種類があります。
なので、ショップや上手い人と相談して自分に合った物を選んでみてください ♪

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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