チューニングの効果的な順番や方法!余計なお金を使う前に!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

楽しく走るためや速く走るためにチューニングをしている人は多いでしょう。

 

チューニングにも【パワー系】【足回り系】【ブレーキ系】【冷却系】【ボディー系】等色々あります。

 

しかしチューニングにも順序や役割があることを知っていますか?

 

車にあった順番でチューニングをしていけば余計なコストもかからず、楽しく速い車に仕上げることができます。

 

今回はそんなチューニングの順番や色々な方法について紹介&解説していきます。

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車にあったチューニングの順番

ただし全ての車に当てはまる訳ではないので、いくつかの例を挙げて紹介していきます。

 

ローパワーライトウェイト車の場合

パワーの少ない車の場合パワーを上げたくなりますが、ライトウェイトの良さをさらに伸ばしていくチューニングの方が楽しく速く走ることができます。

 

ローパワー車ではサスペンション等がそのパワーに見合った物が付いています。

 

そのためいきなりパワーを上げてもサスペンション等がパワーについて行けずに、せっかくのライトウェイトの良さがスポイルされてしまう場合があります。

 

ライトウェイトの良さの利点は
• ブレーキング性能
• コーナリング性能
• 加速性能
等車を走らせるための重要なポイントが長所です。

 

そのため、さらにこれらの性能を良くするために足回りのチューニングから手を入れて行けば失敗することは少ないでしょう。

 

足回りをチューニングした後にLSD等の駆動系をチューニングしていき、確実にトラクションをかけてコーナー立ち上がりで鋭く加速できるようにしていきます。

 

直線はローパワーのためスピードは出ないですが、コーナリング性能を強化することでドライビングの楽しさを引き出してくれます。

 
素早くコーナーをクリアできるようになったらようやくパワー系に着手しても良いでしょう。

 

すでに足回りは完成しているため、パワーを上げていっても楽にコーナリングができるはずです。

 

ただしパワーを上げたらサスペンション等のセッティングを見直す必要がありますが、ベースが出来上がっていれば然程苦労することはありません。

 

 

ハイパワー車の場合

ハイパワー車の多くは車重が重い傾向にあります。

 

理由としては
• ハイパワーを受け止めるためにボディー剛性を上げている
• エンジンが大きいための重量増
• タービンやインタークーラーとうによる重量増
等があります。

 

ハイパワー車のメリットはなんと言っても馬力やトルクです。

 

そのため当然コーナー進入時のスピードも速くなります。

 

なのでハイパワー車の場合はまずはブレーキチューニングが必要になってきます。

 

姿勢を安定させるために足回りチューニングも重要になってきますが、止まれなければ全く意味がありません。

 

そのためしっかり減速させるためにもブレーキチューニングは必須となってきます。

 
パッドの交換やローターの交換、または大径ローターを導入しても良いでしょう。

 

大径ローターへの交換キットが出ている車種ならコストもそれほどかからずにブレーキ強化ができるのが魅力です。

 

 

また違う車の流用という手もあります。

 

社外のキャリパーキットもありますが、こちらはかなり高価なメニューになります。

 

ですがしっかりと減速させるにはいつかは必須アイテムになってくることがあるため、余裕があるなら先に導入しておいた方が後々安く車を仕上げれる事があります。

 
ブレーキキットや足回り…これらだけでもなかなかな出費になりますが、逆を言えばこれだけで速く安心な車が出来上がります。

 
ローパワーライトウェイト車は最初こそコストはかからないかもしれませんが、最終的にはコストも多くなってきます。

 

ハイパワー車は最初にコストをかけてしまえば、後はメンテナンス等の諸費用のみというのが魅力ですね ♪

 

 

車の基本は足回り!



先程の例からわかる事と言えば、どの車でもチューニングは足回りからという事です。

(ただ最近の車は足回りの出来が良く、純正でも十分という場合があります)

 

 

足回りをしっかりとチューニングしていく事で
• コーナリング速度
• 姿勢安定性
• 走行安定性
等、多くの性能が引き上げられます。

 

止まる、曲がる、加速する、これらは車の基本ですがどれも足回りは関係してきます。

 

だって常にサスペンションは動いていますから。

 

しっかりと地面を捉えて車の傾きを制御するのはサスペンションです。

 

まずは足回りをしっかり見直しベースを作ってから他のチューニングをしてみると良いでしょう。

 

 

お手軽チューニングで変化を楽しむ

チューニングには色々あります。
エンジン内部に手を入れるのも、タイヤの空気圧を調整するのも同じチューニングです。

 

エンジン内部を強化することは誰にでもできるものではありませんが、タイヤの空気圧調整は誰でも行う事ができます。

 

エアゲージが無ければスタンドで調整することもできます。

 

そんなお手軽にできるチューニングは同時にお手軽に元に戻すこともできるのです。

 
エンジンをいじったらノーマルには戻れませんからね 笑

 

元に戻せるという事は重要で、チューニングの変化を確認することができます。

 
簡単に元に戻せるお手軽チューニングの例を見てみましょう。

 

 

ストラットタワーバー



タワーバーはボディー補強チューニングの代表的な部品ですが、効果はしっかりと出ます。

 

取り付けもサスペンションの頭のボルトを外してタワーバーを取り付けるだけと、慣れてしまえば数分で完了します。

 

当然取り外しも数分で完了します 笑

 

タワーバーを付けるとサスペンションが良く動くようになり、車の傾き(ロール)が増えます。

 

そのため初期のハンドリングフィーリングが向上しますが、深く切り込むとタイヤの限界を超えることがあります。

 

これは個人の好みがあるので、付けてみて効果を確認し、外して元の状態を確認することでフィーリングを確かめてみると面白いですよ ♪

 

 

タイヤ空気圧



タイヤ空気圧の調整も立派なチューニングの1つです。
厳密にはセッティングになるかもしれませんが…笑

 

タイヤの空気圧を高くすると接地面積が少なくなり、路面の抵抗が少なくなるので速度は出やすくなります。

 

また接地面積が少ない=接地面圧が高い
になるので、ハンドリングのレスポンスは良くなります。

 

空気圧を低くすることで接地面積が増えますが、設置面圧は低くなるためハンドリングのレスポンスは低下します。

 
これの特性を利用してセッティングするなら
FF車なら
フロントの空気圧を下げて接地面積を増やしグリップ力を上げ、リアは空気圧を上げて素早く旋回できるようにすることもできます。

 

 

FR車なら元々ハンドリングが良いのでどちらも空気圧を落として接地面積を増やしても良いでしょう。

 

空気圧の調整はほんの少しで車の動き方が変わってくるので、色々試して好みの空気圧を見つけてみると面白いですよ。

 

マフラーサイレンサー(インナーサイレンサー)



社外マフラー等のテールエンドに付けるサイレンサーですが、これでも色々な事が試せます。

 

サイレンサーのパイプ径は細くなっており、マフラーパイプやタイコ内に排気ガスをこもらせる事で消音効果を発揮させる物です。

 

つまり排気効率を落とすわけです。

 

この部品が面白く、付ける事で低速のトルクを上げる事ができます。

 

ですが同時に高回転での吹け上がりは悪くなります。

 

サイレンサーには色々な径があり、今ついてる社外マフラーに付ける事で擬似的にパイプの細いマフラーに交換した体感をすることができます。

 

もし今社外マフラーを付けていて、抜けすぎて低速トルクの低下で悩んでるなら付けてみるのも1つの手です。

 

もし次に社外マフラーを購入する時にどれぐらいのメインパイプ径にすれば良いかの目安にもなるからです。

 

 

ついつい色々付けてしまうボディー補強部品

チューニングでも割と簡単に付けれてしまうのがボディー補強部品です。

 

先程のタワーバーもそうですが、他にもピラーバーやクロスバー等ボルトオンでサクッと取り付けが終わるものが多く存在します。

 

ボディー補強をするとサスペンションがしっかりと動くようになるのでハンドリング等のフィーリングに大きな変化をもたらします。

 

そうです!

付ければ付けるほど変化が出てくるのです!

 

取り付けた最初はその変化に感動して喜びますが、しばらく乗っているとそれが当たり前になってしまい体感できなくなってきます。

 

そしてまた変化を求めて次の補強部品に手を出します。

 

いつの日かチューニングが目的ではなく、ただ体感することが目的になってきてしまうのです。

 

確かにボディー補強チューニングは重要です。

 

ですが新しい部品を取り付けて、それが本当に良いチューニングになっているかという事を確認してみてください。

 

もしかしたらその部品はまだ取り付ける段階の部品ではないかもしれません。

 

 

ボディー補強部品取り付けの悪い例

例えばフルノーマルの車にアレもコレもとボディー補強部品を取り付けていくとどうなるでしょう?

 

ボディー補強部品はサスペンションをしっかりと動かしてやる目的の物がほとんどです。

 

取り付けすぎたボディー補強部品のせいで純正サスペンションは仕事量を超えてしまう可能性があります。

 

サスペンション(ダンパー)が上下に動く幅の事をストローク量と呼びますが、あまりにもサスペンションが動きすぎるとストローク量が足りなくなってしまいます。

 

そうするとサスペンションは底付きし、それ以上ストロークできなくなってしまいます。

すると車はいきなり滑り出そうとするのです。

 
このようにボディー補強部品の付け過ぎも良くありません。

 

足回りをチューニングし、その強化したサスペンションをしっかりと動かせるようにボディー補強チューニングをしてやることがコツになります。

 

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足すだけがチューニングではない!時には引くことも重要!

チューニングと言えば『部品を交換する』や『部品を取り付ける』というような考え方になってしまいがちです。

 

ですが、時には部品を取り外したりと引き算をする事も重要になってきます。

 
高速コーナーの多いコースではサスペンションの踏ん張りやボディー剛性がかなり重要になってきます。

 

そのため足回りを固めたり、ボディーがヨレないように補強をしてやることが有効になってきます。

 
ですが低速コーナーの多いコースではあえてボディー補強を落としたり、サスペンションの限界を下げて粘りを落としてやる方が良くなる場合もあるのです。

 
私の場合なのですが、低速コーナーがメインのコース(コーナリング時のボトムスピードが30km/h)では純正で付いている補強バーを外した方がタイムが良くなりました。

 

偶然かと思い、また純正の補強バーを取り付けるとタイムダウンしてしまうのです。

 

何回か付けては走り、外しては走りを繰り返しましたが、何度試しても補強バーを外した方がタイムもフィーリングも良かったのです。

 

つまりは限界を下げる事で車の滑り出しが早くなり、クルッと素早く向きを変えれるようになったのです。
このように時には引き算をしてみることも重要になると言えるでしょう。

 

まとめ

【チューニング】と聞くと真っ先にエンジンパワーが出てきそうですが、エンジンパワーを上げる事だけがチューニングではありません。

 

車はパワーを上げなくてもフィーリングが良くなれば確実に速く楽しい物に仕上がっていきます。

 

車種にもよりますが、まずはベースとなる足回り系をコツコツ仕上げてフィーリングや運動性能を上げていき、それで行き詰ればパワーやトルクを少し上げてみるといったチューニングの順番の方が失敗なく仕上がります。

 

エンジンのパワーを上げれば確かに速くはなりますが、それは速度が速くなるだけの場合もあります。

 

トータルで速い車にするためには安心して踏み込めるチューニングが必須となるでしょう。

 
チューニングに正解や不正解はありません。

 

アイディア次第で色々なチューニング方法があります。
ですが今の愛車の状態をちゃんと見極め、必要なチューニングをしていく事が重要になります。

 

走るたびに楽しくなるような車作りを目指して頑張っていってください。

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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