GTウイングの効果を上げる方法!固定や取り付け方法を紹介!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

空力部品の定番といえば【ウイング】ですよね。

 

さらに効果を求めるとGTウイングが有効になります。

 
でもGTウイングを付けていても、ウイングがフラフラしていては意味がありません。

 

今回はそんなGTウイングの効果を引き出す方法を紹介していきます。

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GTウイングとは?

GTウイングとはレースカーに用いられるウイングを市販化したウイングです。

 

素材も様々で【アルミ】【FRP】【カーボン】等があり、それにより値段も違うので自分に合ったウイングを選ぶことができます。

 
昔ながらのストレート形状や最近では3D形状のタイプがあるのも特徴です。

 

3Dタイプは効率よくウイングの効果を引き出してくれるのでオススメです。

 
3Dタイプの効果は
• 3DタイプGTウイングの効果を紹介!
に詳しく書いてあるので、興味のある方はご参照ください。

 
またGTウイングは保安基準の規定もあります。

 

保安基準では

車の一番端から165mm以上内側
翼端板とボディの隙間が20mm以下

の2点が重要になります。

 


1番気にするのがウイング幅だと思います。

 

ですが先程の2点のどちらかの基準を満たせば保安基準に適合します。

 
GTウイングを購入する時は保安基準にも気をつけてください。

 

 

GTウイングによるダウンフォース発生の仕組み

 

GTウイングは車を押さえつけるためのダウンフォースが発生しています。

 
ではどのようにダウンフォースを発生させているのでしょうか?

 

ウイングの上面と下面の空気の流れる速度差による負圧を利用してダウンフォースを発生させています。

 

簡単な図で申し訳ありませんが、図の赤い部分が空気の流れる速度が速い部分です。

 



 
さらに図の青い部分が負圧になっている部分です。



 
このようにウイング下面に流れる空気の速度が速ければ速いほどダウンフォースが高くなるのです。

 

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ウイングの効果を引き出す方法

ウイングは車体を地面に押さえつけるのが目的です。

 

 

一般的にはトランク等にウイングを取り付けますが、トランクは鉄板1枚でできているため、トランクがダウンフォースにより歪みます。

 

そしてトランクが歪んだ後に車体に押さえつける力が加わります。

 
つまりトランクが歪んだ分の力が無駄になるのです。

 
ウイングのダウンフォースが10だとすると、トランクを歪ませる力が2の、車体を押さえつける力が8ぐらいになると思ってもらえれば大丈夫です。

 
ではどうすれば良いのか?

 

『車体フレームにウイングを直付け』

 

が1番効率が良いのですが、なかなかそれはできません。

 

 
要はウイングマウントの下につっかえ棒を入れてやれば良いのです。

 
自分のS2000でやっていたのですが、このように車体にロッドを立ててやりました。



 
下手な絵で申し訳ありませんが、トランクを挟み込めば良いのです。



 
またS2000で作った物は、ホームセンター等で売られているイレクターパイプを使用しました。

 
台座は車体にくっついていますが、ロッド自体は接着してないため引き抜くことができます。

 
これは内装を外した時のやり方ですが、内装がある方でも、台座の下にマジックテープ等を貼り付けておけば固定することができます。

 
簡単ですが、これがかなり効果があります。

 

 
つっかえ棒を入れる前はウイングを前後に揺るるとトランクも動いていましたが、入れた後は車体全体が動くようになりました。

 
実際安物のウイングでもかなり車体が押さえつけられ、安定しました。

 

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その他の効果を引き出す方法

先程はトランクルームにつっかえ棒を入れて直接車体を押さえつけるの方法でした。

 

ですがこのやり方には抵抗がある方もいると思います。

 
車体に後付けしなくてもウイングの効果を引き出す方法があります。

 

 

それが【トランクの端にウイングをマウントさせる】方法です。



(画像はイングスのGTウイングより)

 
例えばトランクの幅が1300mmならウイングのマウント幅が1250mmぐらいのタイプにするということですね。

 
こうする事でつっかえ棒の代わりにリアフェンダー取り付け部に力が加わるようになるために歪みを最小限にすることができます。

 
ウイングのマウント幅ですが、ウイングの種類によっては先行できないタイプもあります。

 
このようなマウント方法にする時は、事前にウイングメーカーにウイングマウント幅の変更ができるのかの確認をしてから購入するようにしましょう。

 

ウイング取り付け時の注意点

ウイングは基本的にトランク等にボルトにより固定します。

 

マウントの位置を合わせ、マウントの穴に合わせてトランクに穴を開けウイングを取り付けます。

 
ですがこれでは性能を発揮できないことがあります。

 
先程も書きましたがトランクは鉄板1枚なのでウイングの重さだけでもかなりの負担がかかります。

 
そのためトランクに当て板を入れておくことでよりしっかりウイングを固定させることができます。

 
またまた下手な図で申し訳ありませんが、このようにマウントよりも大きな当て板を入れてトランクを挟むことで、より効果的になります。



 
当て板を入れるスペースがない場合は最悪幅広のワッシャーでも代用できます。

 

またマウントの前方ほど当て板をしっかりしておきましょう。

 
ウイングは後方にオフセットするように取り付けられます。

 

ウイングでダウンフォースが発生すると、マウント前方は持ち上がる方向に動き、後方は沈み込む方向に動くためです。

 

これらを注意して取り付けるだけで、かなりウイングの効果を引き出せます。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
ウイングの効果を引き出すためには取り付け方等が重要になってきます。

 

今回は取り付け方によるウイングの効果を引き出す方法でしたが、他にもウイング自体を工夫して性能を向上させる方法もあります。

 

 

ただしGTウイングは保安基準を満たさない場合も多々あるので、購入したいウイングが保安基準内に入っているかもしっかり確認してください。

 

 

GTウイングは一定速度出してないと効果がないと聞きますが、ウイング自体の工夫や取り付け方をしっかりさせれば低速域でも十分に効果を発揮してくれます。

 

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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