おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
今回のテーマは【車の日常点検】です。
皆さんは車に乗るときに簡単な点検をしていますか?
なかなか車に乗る前に点検をしている方は少ないと思います。
ですが、毎日ではなくても簡単な点検を1週間に1回でもしておくだけで、出先でのトラブルの発生が少なくなります。
「でも点検って何をすれば…」
そう思いますよね 汗
なのでやっておきたい簡単な点検を5つ紹介していきます!
日常点検とは
日常点検とは、国が使用者に車を使用する前や、走行状態を判断して点検をしてくださいと義務化しているものです。国土交通省によると
『使用者は、自動車を保安基準に適合するよう維持しなければいけません。使用者には点検及び整備の義務があり、日常点検整備及び定期点検整備が定められています。』
となっています。
凄く難しそうですよね…
確かに文面だけ見ると、専門的な知識や技術がないといけないかと思ってしまいます。
ですが、実際は本当に簡単な点検で、私がオススメする点検項目では10分もあれば全て終わってしまいます ♪
それではオススメの点検項目を紹介していきましょう!
日常点検6つのポイント!
ワイパーの点検
まずはワイパーの点検をします。
ワイパーは手でこのように立てることができるので、点検時は立てておくとやりやすいです。
ワイパーの点検項目は
①ゴムに亀裂が無いか
②ゴムが千切れていないか
③しっかりと取り付いているか
の3点です。
①と②は目視にて確認することができます。
写真のように切れていると拭き取りが悪くなるので交換しましょう。
③はワイパーを手で掴み、軽く前後に引っ張ったりして、しっかり取り付いているかを確認します。
突然の雨でワイパーを動かしたけど全然拭き取らなくて前が見えない!!
こうなると非常に危険なので、確認することをオススメします ♪
もし交換するなら、撥水ワイパーやエアロワイパーにしても良いかもしれませんね ♪
ワイパーの種類や交換方法関してはこちらを参考にしてみてください。
• ワイパーの種類を紹介!撥水ワイパーの使い方やエアロワイパーとは!?
冷却水量の点検
こちらも出先でのトラブル原因になりやすい項目なので、ちゃんと点検しておきましょう ♪
冷却水の量を書くにるする時は基本ボンネットを開けなければいけません。
ボンネットを開ける時はエンジンを停止しておきましょう。
ボンネットは運転席ダッシュボードの右下にレバーがある事が多いです。
(ジムニー等の一部の車種は助手席グローブボックス内)
室内ダッシュボード付近ののレバーを引いたら、外に出てボンネット先端部分にあるレバーを引き上げながらボンネットを開けます。
例えばラパンですとこの位置にボンネット内のレバーがあります。
分かりにくい場合がありますが、ボンネットの隙間から覗くとレバーが見えると思います。
冷却水の量を見る時の注意点としては2つあり
①絶対にラジエターキャップを開けない
②エンジンが冷えてる時に行う
です!
私は昔日常点検の講師をした事があり、参加者の皆様に
「冷却水の量を確認する時はどこを見ますか?」
と質問しました。
すると8割の方は
「ラジエターキャップを開けて確認する」
と答えました。
正解は
【サブタンク(リザーブタンク)の外側から目視】
です。
ラジエターキャップを開けると確かに量は確認できますが、同時に空気が入り、性能が低下してしまう恐れがあります。
またエンジンが温まってたりすると、ラジエターにはかなりの圧力がかかっているので、高温の冷却水が吹き出して火傷する場合もあるので、絶対にラジエターキャップを開けてはいけません!
サブタンクは半透明の容器でできている事がほとんどです。
この車の場合だと、こちらがサブタンクになります。
横から見ると冷却水の量を見る事ができますね ♪
サブタンクにはメモリが付いており、MINとMAXもしくはLoとFullとあります。
色は赤or緑、最近の車だと青の冷却水がはいっています。
その冷却水がMINとMAXの間、もしくはMAXにあれば問題ありません。
MINの場所にある場合は、整備工場もしくはスタンドに行き補充してもらいましょう。
水道水で補充する方もいますが、最近の車の冷却水は特殊な物が使われており、水道水厳禁になってる場合があるの注意しましょう。
サブタンクに冷却水がほとんど入っていない、または入っていない場合は冷却水が漏れている場合があるので、整備工場で点検してもらいましょう。
放っておくとエンジンが追われてしまう場合があるので注意してください。
私も何度か放っておいて、エンジンを壊してしまった車を見てきました…
おかしいな?と思ったら整備工場に連絡しましょう ♪
ウォッシャー液の点検
冷却水の点検ほど重要ではないですが、ボンネットを開けたついでにウォッシャー液も見てしまいましょう ♪
ウォッシャー液は青色のキャップまたは半透明のキャップが付いており、ワイパーのマークが刻印してあります。
キャップを外すと中にゲージが付いており、それにウォッシャー液が付いてくる場所で量を確認します。
(ゲージの無い車もあります)
ゲージに液が付いてこない時は補充してください。
ウォッシャー液に指定は特にありませんが、量販店やホームセンターにウォッシャー液が売っているので、そちらを使って大丈夫です。
また水道水でも問題はありませんが、当然洗浄力は低いです。
日産車はゲージの代わりに細いホースが付いています。
使い方はキャップ中央に穴が空いているので、そこを指で塞ぎながらキャップを外します。
するとホースにウォッシャー液が入った状態で量を確認する事ができます。
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エンジンオイル量の点検
次にエンジンオイルの量の点検です。
ですがエンジンオイルの量を確認するには道具が1つ必要になり、オイルを拭き取るためのウェス(布切れ)を使います。
エンジンオイルの量はレベルゲージを引き抜いて行います。
どの車も(国産車)黄色の取っ手が付いたゲージがあるので、それをゆっくりと引き抜きます。
注:ウェスを当てながら引き抜いてください。
1度レベルゲージに付いたオイルを綺麗に全て拭き取りましょう。
そして再度レベルゲージをガイドにゆっくりと差し込み、ゲージを全て差し込んだら、またゆっくりとゲージを引き抜きます。
すると先端部分にオイルが付着してくるので、その付着量でオイル量を確認します。
レベルゲージには写真の様に刻印があり、HとLの間にオイルが付着していれば適正量となります。
(刻印がない場合もあり、その場合は穴が2つあるので、その間にオイルがあれば適正量)
もしオイルがL以下の場合はオイルが足りません。
オイルを補充するか、オイル漏れの可能性もあるので整備工場での点検を行ってください。
またディーゼルエンジンの場合、オイル量が増える場合もあります。
レベルゲージの刻印に×印があるので、それを超えたらオイルを抜くか、交換を行ってください。
車外周の点検
ボンネット内を点検したら、ボンネットを閉めましょう。
ボンネットは30cmぐらいの高さから落とすと閉まります。
またそれで閉まらない場合は、手で押さえつけると閉まります。
しっかりと締まったかを、ボンネットを上に引っ張って確認してください。
しっかり締まっていないと走行中に開く恐れがあります。
ボンネットを閉めたら車の外をぐるっと確認します。
この時点検できるのが
①パンクしていないか
②凹み等はないか
③物が引っかかっていないか
④ライト類が点くかどうか
の4点です。
また普段止めてある場所に水やオイルの後があれば、漏れている可能性があるので、整備工場での点検をしてください。
パンクについてはタイヤが潰れているので目視で確認できると思います。
釘等が刺さってても潰れていない場合もあるので、スタンドで給油する際にタイヤのエア圧を定期的に確認するのも効果的です。
また家にエアゲージがあると便利ですので、簡易的なエアゲージを常備しても良いですよね ♪
私もこのような簡易的なエアゲージを車に積んであります ♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
エーモン エアゲージ(ラバープロテクト付) 最大測定値500kPa 6781
タイヤのエア圧に関しての確認が分からない方はこちらを参考にしてください。
• 燃費を上げる3つの方法!簡単に燃費UP!タイヤ空気など
またライト類はエンジンをかけて行いますが、2人以上いるとスムーズに行えます。
ブレーキランプは1人ではなかなか確認できないですからね 汗
ブレーキの点検
最後にブレーキの点検です。
ブレーキの点検と言っても専門的な知識や技術は必要ありません。
誰でも簡単に確認ができます。
車に乗り込み、エンジン停止した状態でブレーキを踏み込みます。
そして踏み込んだ状態でエンジンをかけて、ブレーキペダルが奥に動けば正常です。
(一部の旧車ではできない場合あり)
まとめ
以上6点の点検項目を紹介してきました。
慣れると全て点検しても10分以内で終わってしまいます。
また毎日が理想ですが、慌ただしい朝になかなか実施できないと思いますので、日曜や休日を利用し週1回でも点検をオススメします。
点検をすることで大きなトラブルを未然に防ぐ事が可能で、私も「点検しておけばエンジンが壊れる事がなかったのに…」と言った故障を何度か見てきました。
特に冷却水のトラブルは結構多く、また大きな損害に繋がります。
冷却水は目視で確認することができ、手間もかかりません。
日常点検は特別な知識や技術、または道具を使わなくても目視で確認できるものがほとんどなので、皆様も定期的な日常点検をして、愛車のコンディションを保っていってください ♪
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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