アライメントについて考えてみた!〜トー角編〜

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

前回は【キャンバー角】のお話をしました。

今回は【トー角】のお話をしていきます☆
キャンバーについてはこちら!
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アライメントについて考えてみた【キャンバー編】

 

トー角は車にどのようなことを与えるのでしょうか?

答えは…
直進安定性です☆

えっ!?それだけ!?

すみません(´・ω・`)
トー角の車に与える影響は物凄く大きいので、一言では表せません(´;ω;`)

なので、少しづつ説明していきますね(●´ー`●)

キャンバーと同じように、トーにも2種類が存在します☆

それが
【トーイン】と【トーアウト】になります☆

ちなみに純正だと中立の0°の場合がほとんどです^^;

ではまず【トーイン】の説明から☆

トーインの効果は
•直進安定性の向上
になります☆

トーアウトの効果は
•ハンドリングの向上
になります☆
ただどちらもデメリットが存在します…
トーインは
•回頭性能の低下

トーアウトは
•直進安定性の低下

になります^^;

高速道路を走ることが多いから、トーインにしよう!
っと思った人もいるのではないでしょうか?

それは実は間違いなんです^^;
確かに直進安定性は向上しますが、その代わりタイヤの偏摩耗を引き起こします( ̄◇ ̄;)

タイヤの外側ばかり摩耗することがほとんどですね^^;

それにタイヤが進行方向に対して真っ直ぐではないので、路面との抵抗が大きくなり燃費の低下を招いてしまいます^^;
車高が純正のままでキャンバーも純正のままなら、トー角は触らないでメーカー基準値のままが一番良いと思います☆
「ならトー角は触らないほうが良いじゃん!」

そう思った方もいるはず!

いえいえ、そんなことはありません!

レーシングカーはほとんどトーアウトになっています。
なぜでしょう?

答えは
【ネガティブキャンバーがついているから】
です☆

なぜネガティブキャンバーがついていると、トーアウトが良いのでしょう?
仮にこちらのテープをタイヤとします。

右に傾いていますよね?
これがキャンバー角とします。

これを転がすとこのまま真っ直ぐに進むでしょうか?

いいえ、テープは右に曲がっていきます☆

説明1
ならこのテープをトーアウトにしてやります☆

ネガティブキャンバーでは右に行こうとしてましたが、トーアウトにすることにより右に行こうとする力が打ち消されるのです☆

説明2

これならトーアウトでも直進安定性を得る事ができます☆

トーアウトでハンドリング(回頭性能)を向上させ、ネガティブキャンバーでコーナリングスピードを上げる!
さらに直進安定性も損なわない☆

しかし、これもキャンバーとのバランス!

タイヤの消耗を観察しながら、最適なトー角を見つけてください☆
これで、走るにはトーアウトが良いということが分かりました(。ゝ∀・)b

でもなぜトーアウトはハンドリングが上がるの?

これはタイヤのヨレを利用しています☆

例えば右に曲がるとします。
トーアウトにしているため、直進時は前輪2本共タイヤの路面と接地している部分が常に車体の外側にヨレています。

説明3
そして外側にヨレたままハンドルを切って右コーナーに入っていきます。
当然車は左に傾きますよね?
この時のタイヤと路面の接地圧は

説明4

になります。

すると今まで左右のタイヤ同士が外側にヨレてバランスを取っていましたが、右のタイヤの接地圧が薄れることによりバランスが崩れます。

ハンドルを右に切っているので左のタイヤにかかっていた外側のヨレが、内側にヨレようとします。

説明5

この時に車体の重さが左のタイヤにかかり、グリップが上がって曲がる!

という原理です^^;

む、む、難しいですね( ̄◇ ̄;)

と、とにかくトーアウトはハンドリングが良くなるのです笑
長くなりましたが、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました☆

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