MR-Sは隠れた名車!?MR-Sの実力を検証する!!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

ちゃま MR-S

今回から新しく特定の車に絞った記事も書くことにしました!

特定の車というのは、私の愛車でもあるMR-Sです。

このMR-S、車重が軽くてミッドシップというスポーツカーとしては申し分のない仕様なのですが、なぜか人気がありません…

人気がないというと怒られちゃいそうですが、サーキット走行をしている人がかなり少ないのです…

なぜ!?

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ここでMR-Sに付いて少しおさらいしときましょう。

MR-Sは軽量ミッドシップでその車重は約1トンです。(前期は980キロ)
フロント&リヤのオーバーハングも少ないために慣性モーメントが少なく、素直なハンドリングを持っています。
トランクも室内に存在し、日帰り旅行なら全然問題ありません。

エンジンは1ZZというカローラ系のユニットが使用されていますが、軽量ボディのためにそこまで非力とは感じられないです。

ミッションも後期から6MTになるなど、スポーツカーらしいものになりました。

これだけみると良いベース車両に思えます…

しかし、ほとんどサーキットでは姿を見ません。

MR-Sは社外部品が少ないのです!
例えばアーム類にしても2〜3社ぐらいからしか発売されていませんし、ホイールも4穴のために選択の幅がかなり狭いのです…

唯一多く出てる部品と言えば、外装系の部品です。
MR-Sはどの車重よりも外装系は多く存在すると思います。

しかし外装系でフェンダーを広げても、それ似合うホイールがほとんど無いのです…

4穴から5穴への変換スペーサー等がありますが、いわゆるワイドトレッドスペーサーのために、結果太いタイヤが入りません…

1ZZエンジンもサーキットにおいてはかなりの役不足になります。

そして何よりもボディ剛性が少ないのです。
後期でかなり改善されましたが、それでもボディ剛性の無さからくるバタつきが目立ちます…
自分で書いていて悲しくなってきた(´;ω;`)
ただMR-Sにはかなりの可能性があります!
先程書いた通り、MR-Sはコーナリング性能がかなり良いために、その長所を伸ばしていくチューニングが最適だと思います。

コーナリング性能を伸ばすチューニングは主に
•サスペンションチューニング
•ボディ剛性アップチューニング
•空力チューニング
•タイヤサイズアップ
(アーム類はサスペンションに含む)
になってきます。
そしてチューニングした箇所をさらに活かすためにはセッティングが重要です。

例えばタイヤを太くしたら、グリップの向上に合わせてサスペンションの限界を超えてしまいます。
なので、タイヤに合わせてサスペンションを仕上げるようにします。
その後にボディ剛性を上げて、さらにサスペンションを動かすようにします。
そうしたらまたサスペンションのセッティングを見直す
といった事を繰り返します。

なかなかベストな状態にするの難しいですが、うまくセッティングが出てくるとかなり車の動きが良くなるので、それを楽しみに頑張ってください。

車はバランスが全てです。
パワーだけあっても速くはなりません。
参考例ですが、同じサーキットをS2000とMR-Sで走りました。
S2000は前愛車で、タイヤサイズは前後245/45R17となります。
MR-Sのタイヤサイズは前後225/45R16です。
セクター6のタイムを見てください。

MR-S セクタタイム

S2000 セクタタイム
S2000よりもMR-Sの方が僅かに速いのです。

さらにこちらが車速のデータです。

MR-S データロガー

S2000 データロガー
ストレートスピードに約20キロの差があるので、進入スピードは当然S2000の方が速いですが、MR-Sの方が脱出スピードは速いです。
またボトムスピードもMR-Sの方が速いので、このS2000とMR-Sの場合はMR-Sの方がコーナリングスピードは速いとなります。

ただヘアピン等のコーナーではS2000の方が速いですね…

これはタイヤの太さや、エンジンのパワーが関係してると思います。
さらにS2000はファイナルも変わっていたために、加速が良かったのもあります。

なのでMR-Sをファイナル変更やクロスミッションにすることで、S2000にヘアピンで勝てるようになるかもしれません。

ただこれらはミニサーキット等の話なんです…

鈴鹿サーキット等の高速サーキットでは、残念なことに勝ち目はほぼ無いと思います…

それこそエンジンを換装し、そのエンジンに過給機を使うかしないといけません…

なのでMR-Sでどこまで突き詰めるかは乗り手次第ですね^^;

でも本当に素晴らしいコーナリングマシンには違いませんので、運転の楽しさを味わうには十分すぎる車です!

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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コメント

  1. Miz Sadao より:

    『役不足』の誤用が目に付きましたので、お節介ですがコメントを残します。
    この文脈ですと、1ZZの出力特性が高過ぎてサーキットの枠では使いきれない、という意味で受け取られてしまいます。

    MR-Sはよいモデルですね。
    数回試乗しただけで攻めるようなスポーツ走行はできなかったのですが、それだけでも軽快な味付けを味わうには十分な体験でした。

    1. ちゃま310 より:

      こんにちは。
      たしかにそうですね^^;
      役不足ではなく、役者不足や力不足の方でした。

      MR-Sは確かにパワー等を見れば遅いですし、現在の車と比べると足回りの設計も古いので、どうしても勝てない部分も出てきます。

      ですが、運転の楽しさやフィーリングは本当に良いものです。

      ご指摘&コメント本当にありがとうございます。

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