ボディー補強で車は本当に速くなるの!?ボディー補強を解説!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆

 

初めて車を購入して、まずやるチューニングと言えば
【マフラー交換】
【タワーバー取り付け】
【車高調等のサスペンション系】
【エアクリーナー交換】
があると思います。

 

その中でも比較的安価で取り付け難易度が低い【タワーバー】が人気なのではないでしょうか?

 

ボンネットを開けた時に目に入るタワーバーはカッコいいですよね!

 

いかにもチューニングカー!という雰囲気が出ると思います。

 

ですが、タワーバーを付けると本当に速くなるのでしょうか?

 

そしてタワーバーの役割である【ボディー補強】は本当に車が速くなるのでしょうか?

 

今回はタワーバーを含めた、ボディー補強の有効性について解説していきます。

 

 

(注:この記事は私個人の意見や感想になります。必ずしも合っているということはありません。また人によって感じ方や走り方も違うので、ご参考程度に読んでいただけると幸いです。)

 

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ボディー補強とは



まずボディー補強について簡単に解説していきます。

 

ボディー補強とは簡単に言ってしまうと
『車の剛性を上げて余計なヨレを減らし、よりサスペンションに仕事をさせてあげるようにする』

 

という事です。

また
『ボディーがしっかりする事で、サスペンションからくる衝撃や路面状況をより正確にドライバーに伝わりやすくなる』

 

という事もあります。

 

 

サスペンションがしっかり動けば、その性能を引き出してあげる事もできますし、路面状況も分かりやすくなるので、これはボディー補強をすると速くなりそうですよね。

 

でも案外ボディー補強をしまくっても車は速くならないのです。

 

 

ボディー補強をして遅くなった…



ボディー補強をすると速くなりそうですが、そう単純なものではありません。

 

ボディー補強をすると、サスペンションがより動くようになるので、コーナーリング中のロールは増える方向になります。

 

 

ロールしすぎるとイン側のタイヤの接地圧も低くなる傾向になるので、アンダー気味になりやすくやる場合があります。

 

あくまでも私個人の体験ですが、タワーバーを付けた状態と外した状態でサーキットを走ってみると、タイムが約1秒違いました。

 

タワーバーを付けた方が1秒速いと思われそうですが、『タワーバーを外した方が1秒速かった』のです。

 

 

意外ですよね…?

 

 

私もただのミスと思い、付けたり外したりして走り込みましたが、やはり外した方がタイムは速かったのです。

 

この時の車はS2000でしたが、タワーバーとS2000の相性が良くなかっただけなのかもしれません。

 

しかし、この後にMR-Sでタワーバーを付けて走り、また外して走りましたが、結果は外した方がタイムは速かったです。

 

単に私の運転方法かもしれませんが、このようにタワーバーを付けたからといって速くなるという事は無いのです。

 

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タワーバーを付けた時の感想

 

タワーバーを付けた時の感想ですが、ボディーがシャキッとして、ノーズの入りが良くなった!という感じでした。

 

これはサスペンションがより動くようになったので、初期の動きがシャープになった、と言えます。

 

ワインディングだとかなりいい感じのフィーリングでした。

 

タワーバーに関しては詳しく記事にしてあるので、ぜひこちらもご参考にしてみてください。

 

タワーバーのメリットとデメリットを紹介!

 

 

なぜ補強をすると遅くなってしまったのか?



 

ワインディングでは好印象だったタワーバーですが、なぜサーキットでは遅くなってしまったのでしょうか?

 

サーキットで走ってみると、初期の動きは良かったのですが、奥の方はあまり曲がらない感じでした。

 

奥でアンダーが出るので、アクセルを踏みたいのに踏めない!と言った状態です。

 

これはサスペンションが動くようになったので、ロール量が増え、イン側のタイヤの接地圧が低くなってしまったためだと思います。

 

なので対策としてバネレートを上げてみると、タイムはタワーバー無しの状態と似たようになりました。

 

ですが、やはり外してみると無い方が速かったんですよね…。

 

ただ、バネレートを上げた後はタワーバーの有無との差は少なかったので、タワーバーを付けた時の適正バネレートを見つけると、タワーバー無しよりも速くなったかもしれません。

 

実際そのままのバネレートだと車体がロールしすぎる感じがありました。

 

またヘルパースプリング等で、伸び側のストローク量を増やしてやると良いかもしれませんが、縮み側のストローク量は減るので、バネレートを上げるという事は必要だと思います。

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タワーバー以外の補強



1番オーソドックスなタワーバーを例に出してきましたが、他の補強部品ではどうでしょう?

 

基本的に補強部品を付けるとサスペンションがより動くようになるので、結果は似たようになります。

 

縦方向の補強だとブレーキング時の制動距離や姿勢(ピッチング)に変化が出ます。

 

サイドバーを付けた事もありますが、ブレーキング時にリアの挙動に不安を感じた事がありました。

 

ただ、やはり好みの問題もあるので、一概には言えません。

 

ですが、【ロアアームバー】等のサブフレームを補強する部品に関してはかなり良い印象です。

 

サブフレームの補強はサスペンションをより動かすと言うよりは、アライメントの変化を抑えるという事に特化しているので、非常に安定したコーナリングができるようになりました。

 

 

レーシングカーが補強をしている理由



ボディー補強をすると遅くなる可能性があるなら、レーシングカーはなぜあんなにガチガチに補強しているのでしょうか?

 

 

それは、『全てのセッティングが整っている』からです。

 

 

先程も述べましたが、バネレートを上げたりするとタワーバーを付けていても悪い結果にはなりませんでした。

 

レーシングカーはボディー剛性やそれにあったパワーやサスペンション等、全て計算されて作られているため、ボディーがガチガチでも速く走れるわけです。

 

一般車の場合ですと、タワーバー無しでメーカーが考えて設計しているため、タワーバー等の補強をするとバランスが多少なり崩れるので、必ずしも速くはならないという事になります。

 

 

まとめ

 

ボディー補強を題材にしましたが、ほとんどタワーバーがメインになってしまい申し訳ありませんでした。

 

ボディー補強をすると、よりサスペンションが動くようになるので、車の動きは良くなると思いますが、逆にロール量が増えたりとデメリットもあります。

 

ボディー補強をし、しっかりサスペンションのセッティングをしていって初めて性能を出し切れます。

 

ただ、やっぱりタワーバーとかってカッコいいですよね笑

 

色々ボディー補強をしていくと分かるのですが、意外とボディーのヨレとも大切なんだなと実感できます。

 

ただ、走行中のアライメント変化を抑えるロアアームバー等は非常にオススメできる物です。

 

皆さんも自分の車と相談しながら、ちょうど良いボディー補強方法を見つけていってください!

 

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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