おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
今回はMR-Sの弱点?の一つを検証&思考していきます。
MR-Sの弱点と言えば剛性がまず上がってきそうですが、他にもよく言われているのが《高速走行時に前輪の接地感がない》です。
ハンドリングマシンのMR-Sがなぜそんなに前輪の接地感がないのでしょう?
フロントが軽いから?
剛性が足りないから?
恐らく答えはボンネット内部の空気溜まりだと思います。
MR-Sはフロントにエンジンがないのでボンネット内部は大きな空間になっています。
なら他のMRはなぜならないのか?
それはMR-Sにはアンダーカバーが無いからです。
無いと言うと間違いかもしれませんが、ほんの先端部にしか存在しません。
なのでフロント下部から空気が入りやすく、
また出にくいので、フロントリフトが起きるためにタイヤの接地感が無くなるというわけです。
そのためには社外品のアンダーパネルを付けてやる必要があります。
前期のMR-Sはフロントメンバーが存在しないので比較的取り付けしやすいのですが、後期はフロントメンバーが追加されたために多少アンダーパネルを加工しなければなりません。
しかしかなり効果があり、高速走行時は確実に体感できます!
ディフューザーによるダウンフォース
さらにその効果を引き上げるためには、ボンネットをダクト付きの物に交換します。
アンダーパネルを付けただけだと、下から入ってくる空気は激減しますが、ラジエーターから抜けてくる空気は減らすことができません。
減らすならラジエーターに蓋をすればいいのですが、そんなことをすれば水温が上がりオーバーヒートを起こささてしまいます。
なので減らすことができないなら、どこかに逃げを作ってやればいいのです。
その逃げがボンネットのダクトなんですね。
そうするとスムーズにラジエーターから入ってきた空気は、ダクトを通り車体上部に逃げていきます。
さらに水温も下げる事ができるので、夏場の走行にはかなり効果がありますね。
車体上部に空気を出すことによりウィングが付いている車なら、さらにウィングの効果も引き上げることができます。
車体上部の空気量が増えるので、ウィングに当たる空気も多くなるからです。
オープンボディーのMR-Sがフラフラする理由はこれだと私は思ってます。
ボディ剛性でフラフラするなら、フロント以外にもリヤの安定もしなくなります。
タワーバーを付けたらフラつきが減ったと聞くこともありますが、これは剛性が上がったことにより、サスペンションの仕事量が増えるためです。
タワーバーによるボディ剛性アップの効果
空力というとウィングがまず出てきますが、アンダーパネルもウィングに負けない効果を生み出すので、一度体感してみると良いですよ!
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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