おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
お手軽にボディ補強を楽しみたい!
そんな方にピッタリなのが 【ドアスタビライザー】です。
TRDさんから発売されているドアスタビライザーですが、ドアに取り付けることで剛性アップ!という商品です。
むむむっ!
怪しい…
本当に効果はあるのでしょうか?
なので実際に車両に取り付け、この部品でどれだけ剛性が上がるのか、またどのような走りの変化があるのかを検証しました。
ドアスタビライザーとは?
先程書いたように、TRDさんから発売されている商品です。
ドアを閉めると、ドアとボディの間には隙間があります。
それを無くしてドアとボディを一体化させる事で剛性を上げることのできる部品ですね。
確かにドアとボディには隙間があり、唯一繋がってるのはドアのストライカーのみです。
しかしストライカーはドアが開かないようにロックしてあるだけの部品なので、実質、車はドアが無くても剛性は変わりません。
(厳密に言うと違ってきます)
しかし、そのドアとボディを一体化するのですからかなりの剛性アップに繋がるのでは無いでしょうか?
なかなか取り付けも簡単そうなのでタワーバーのような感覚で取り付けられるのもポイントです。
タワーバーは横の剛性が上がりますが、ドアスタビライザーはどのような剛性が上がるのかも気になりますね。
タワーバーもオススメですがメリットとデメリットがあります。
タワーバーの取り付けを悩んでる方にオススメの記事がこちらです。
タワーバーのメリットとデメリットを記載してあります。
タワーバーの効果!意外と知らないメリットとデメリット!
おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆ 皆さんは車の補強チューニングでまず思いつく物は何ですか?おそらくほとんどの方が同じ部品を思い浮かべたはずです。 今回取り上げるパーツは《タワーバー》ボディ補強部品の代名詞と...
ドアスタビライザー 街乗りレビュー
早速取り付けてみました。
ボディ側とドア側にそれぞれ取り付けます。
ボディ側がこちら
ドア側がこちらになります。
注:ドアスタビライザーはトヨタ86とスバルBRZを対象にした部品です。
他車種に使う場合はドアスタビライザー汎用を使用します。
ストライカーに少し高級感が出たようにも思えます。
ドアを開ける瞬間はほんの少し重く感じますが、しっかりとドアとボディが繋がっている証拠ですね。
ドアを閉める時の変化は、閉めた時の音質が変わりました。
バンッ!!
という音が、ドアスタビライザーを取り付けることにより
バムッ!
と少し重みのある音に変わりました。
また半ドアになりやすくなるという事はありませんでした。
スポーツ走行をしない方でも高級感を出したい時には良い部品かもしれません。
一般公道で走った感じは、ほんの少し段差での衝撃が増えました。
そして交差点等を曲がる時のロール(車の傾き)が少し大きくなりました。
ボディとドアが一体化したことによりヨレが無くなって、今以上にサスペンションが動くようになったからだと推測できます。
アクセルの反応も良くなりました。
良く言えばレスポンスが上がりましたが、悪く言えばピーキーな感じになりました。
しかし慣れてしまえば気になる事は無くなります。
アクセルレスポンスの上がった要因も剛性が上がったことによるものですが、タワーバーとは違い車に対して縦の剛性が上がったからです。
アクセルを踏むとリアが沈み込みます。
今まではリアが沈み込む前にボディがヨレ、その後に力がリアにかかるような感じでしたが、ドアスタビライザーを付けたらアクセルを踏んだ瞬間にリアが沈み込む挙動をみせました。
ドアスタビライザー スポーツ走行レビュー
やはり剛性部品の効果を引き出すにはスポーツ走行でしょう。
どのような剛性アップをしてるのかを確かめるためにサーキットに行ってきました。
結論から言いますと、アリ です。
その理由が
• トラクションがかかる
• ブレーキング時の安定感UP
の2点が主です。
街乗りではよりロールするようになったと思いましたが、サーキットだと取り付け前と後ではそこまで変化は感じれませんでした。
しかし、縦の剛性は明らかに違います。
特にブレーキング時の姿勢が良く、ブレーキを踏み込んだ瞬間に車全体で減速してくれます。
今まではどうしてもリアが安定しなかったのですが、フロントとリアのブレーキバランスを整えた感じになりました。
ブレーキングが安定するという事は強い武器になります。
より強い制動を出しても安定してくれるので、コーナー進入の安心感が違います。
フラフラしたブレーキングではコーナー進入に集中できませんが、ビシッと安定するのでコーナーに集中する事ができます。
またトラクションも上がりました。
これも縦の剛性が上がったため、しっかりとリアが沈み込むようになったからです。
ただダンパーの減衰力を固めにしてあげないと、沈み込みすぎてプッシュアンダーになってしまいますが、セッティングを合わせれば問題ありませんでした。
ここで読者の皆様は疑問に思ったかもしれません。
「FFだとトラクションがかからないのでは?」
確かにリアの沈み込みが増えたので、前輪駆動のFFだとトラクションがかからないイメージがあります。
しかしこれもセッティング次第です。
リアの沈み込みが大きくなるのなら、より固いバネを使えます。
固いバネを使えるという事は、コーナリング時のロールも抑えられるというメリットがあります。
元々立ち上がりで勝負する駆動方式ではないので、しっかりと安定したブレーキングをし、コーナリングスピードを上げれるようになります。
ブレーキング時のノーズダイブも当然増えますが、よりフロントに荷重が乗るようになるので荷重によるグリップを増やす事もできます。
なにより剛性を上げると車の一体感が出るのでコントロールしやすい車になりますし、サスペンションがよく動くので、車からドライバーに情報が伝わりやすくなります。
ドアに取り付けるだけの部品ですが、ここまで変化が出るとは思いませんでした。
スポンサードリンク
ドアスタビライザー 86&BRZ用
では86&BRZ用と汎用では何が違うのでしょうか?
比べてみたのですが、大きさが全然違います。
汎用よりも86&BRZ用の方が大きいのです。
もし取り付けられるなら汎用よりも86&BRZ用のドアスタビライザーの方がオススメです。
ドアスタビライザー他車種流用
ドアスタビライザーはTRDさんが販売している商品なので、当然TOYOTA車のみに考えられた部品です。
でもこんなに良いものは他の車種でも使いたい!
意外にも他車種で使えるようなのです。
例えばダイハツ車は流用が可能です。
(全てのダイハツ車とは限りません)
コペンやエッセにはそのまま取り付けられるみたいですね。
またホンダS2000にもボディ側は取り付ける事ができます。
ただしドア側はボルト穴のピッチが違うので、専用のステーん作るか、ドア側のみ自作でプレートを挟むかしなければいけないみたいです。
参考までに、汎用品ドアスタビライザーのボルト穴ピッチですが
ボディ側が約38mm〜40mm
ドア側が約58mm〜60mm
でした。
ドアスタビライザーで最も重要なのがボディ側の部品です。
ボディ側はスライド機構が付いており、これによりスムーズなドアの開閉が可能になっています。
最悪ボディ側さえ付いてしまえば、ドア側は強力な両面テープでも可能です。
(絶対大丈夫とは言えませんので、自己責任でお願いします)
スポンサードリンク
まとめ
こんなにも小さな部品でここまで変わるとは驚きでした。ドアの隙間を埋めるというアイディア商品ですが、目から鱗の効果です。
サイドバーの効果と良く似ていますが、サイドバーは乗り降りがしにくくなったり、車重が増えたりとデメリットも多いですが、ドアスタビライザーにそれらのデメリットは存在しないのも嬉しい点ですね。
ただし街乗りしかしない方にはそこまで必要な部品とは感じられませんでした。
スポーツ走行をする方にはかなりオススメです。
また取り付けもメーカー品のクオリティなので加工もいりませんし、説明書もしっかり付いてるのでDIYする方にも心強いですよね。
値段も他の補強部品と大差ないので、試してみてはいかがでしょうか?
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
スポンサードリンク
本日紹介したドアスタビライザーはこちらから参照する事ができます。
TRD ドアスタビライザー 86(ZN6)用 MS304-18001
私が使用した汎用のドアスタビライザーはこちら
TRD ドアスタビライザー 汎用 MS304-00001
【関連記事】
• 車を速くする3つの方法!
• 失敗しないチューニング方法!
あなたにオススメの記事はこちら
86&BRZ用は初代コペン(880K)に取付られますか?ほとんどのサイトで汎用を取付しているみたいなので、確認したいと思いました。
こんにちは。
コペンに86用ドアスタビライザーの装着ですが、申し訳ないのですがこちらでも未確認なので何とも言えません。
ただ86用は汎用品よりも一回り大きいためおそらく装着は厳しいかと思います。