おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
ドラテクには2種類の走らせ方があるのをご存知ですか?
一般的な走らせ方は【和式】なのですが、ここ最近では【洋式】方が速いと言われるようになってきました。
(トイレのお話じゃないですよ?笑)
今回はこの2種類のドラテクについて検証&解説をしていきます。
【和式】
和式とは日本ではすごく一般的なドライビング方法です。
コーナー進入のギリギリまで突っ込んでいき、ブレーキをかけてコーナーを曲がっていく走法です。
なのでコーナリング中はブレーキペダルを完全には離さず、少し残したまま曲がります。
- メリットとしては
•コーナー進入が速い
•フロントに荷重が乗りやすい
•トップスピードを上げらる
の3点が主になります。
- デメリットとしては
•ブレーキポイントを間違えるとアンダーになりやすい
•リヤの荷重が抜けやすい
•立ち上がりの姿勢を作るのが遅れる
の3点が主になります。
- メリットは
•立ち上がりがスムーズ
•アクセルを速く踏める
•4輪使って曲がれる
の3点が主です。
- デメリットは
•セッティングをしっかりしないとアンダーステアになる
•フロントに荷重が乗りにくい
の2点が主になります。
どちらにもメリットとデメリットが存在しますが、どちらが決定的に速いというのはありません。
要はその車にあった運転方法をする!ということが一番重要になるからです。
フロントに荷重をしっかり乗せないと曲がらない車で洋式をしても全く曲がりません…
ではどんな車がどの走法が良いのでしょうか?
パワーのない車は洋式の方が良いと思います。
立ち上がりの姿勢を早く作れるので、アクセルを早く踏めるため立ち上がりスピードを上げることができます。
そしてなるべく姿勢を崩したくない人にも洋式はオススメです。
洋式は基本的にスムーズな運転になるので、和式に比べ急激な姿勢変化がありません。
そして和式はクイックに曲がる車に合っています。
クイックに曲がるというのは、ブレーキでリヤの荷重を減らして小回りができる車です。
ミニサーキット等はこちらがあっていると思います。
しかしどちらにせよ重要になってくるのはセッティングです!
特に洋式はフロント荷重が乗りにくいので、今までとは違ったセッティングになってくるのです。
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洋式に合わせたセッティングのポイントは【フロントの足回り】が特に重要です。
フロントに荷重が乗りにくいということは、タイヤの性能のみで曲げるということになります。
和式ならフロントに荷重を乗せるので、タイヤのグリップ+荷重で曲げやすくできますが、洋式はそうはいきません…
どのようなセッティングが良いのかというと
1. フロントキャンバーを最適化する
フロントキャンバーを付けることで、コーナリング中のタイヤと地面の接地面積を増やすことができます。
毎回走り終わるたびにタイヤの状態を確認しながら、キャンバーを最適化していってください。
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2. フロントをトーアウトにする
トーアウトにすることによりハンドリング性能が飛躍的にUPします。
キャンバーを付けたら、必ずトーアウトにしてください。
それにより直進時におけるタイヤと路面の抵抗を減らすこともできます。
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3. 足回りの最適化
足回りをスムーズに動かすことにより、車の限界が向上します。
限界が上がれば、それだけ曲がる車になります。
洋式ではフロント荷重が乗りにくいので、積極的に動く足回りを作る必要があるのです。
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4. タイヤのサイズUP
タイヤのサイズを上げることで飛躍的にコーナリング性能がUPします。
例えば215/45R17を245/40R17に変えるだけでいいんです。
ただしタイヤのグリップ性能が上がれば、当然足回りのセッティングもそれに合わせないといけないので、ただ太くしただけでは100%の性能は活かしきれないです。
以上は最低限しておかないといけないことなのですが、和式でも同じことが言えてしまいます。
つまり、和式も洋式も車作りは妥協せずにしっかり作る!というこですね。
でもこれだと2種類の走法によるセッティングの差別化はあまり無いと思われそうなので、さらに突き詰めて解説します。
先ほどは「フロント足回りのセッティングが重要」と述べましたが、同時にリヤのセッティングも大切です。
車はハンドルを切ることで、フロントタイヤが曲がりたい方向へ向くことにより向きが変わります。
曲がるのではありません!
向きが変わるのです!
何が違うのでしょうか?
【曲がる】というのはコーナーの進入から出口まで、自分の思ったラインを通っていく事です。
このラインから外側にはみ出れば「アンダー」内側に巻き込めば「オーバー」と言います。
【向きが変わる】というのは、車が曲がりたい方向に行こうとすることです。
ハンドルを切るだけで思ったラインは通りません。
スピードが速過ぎれば曲がりきれません…
しかし向きは変わるのです。
向きが変わって初めて車は曲がるんです!
いくらフロントタイヤがグリップして向きを変えようとしても、リヤが付いて来なければ曲がらないんです。
和式は何回も述べてる通り、リヤの荷重が抜けやすいのでフロントについて行こうとします。
(抜けてしまっては意味がありませんが)
しかし洋式はリヤの荷重が抜けにくいので、セッティングによってリヤを動かしてあげなければいけません。
ただしリヤの限界を下げるセッティングは論外です。
それだとせっかく立ち上がりで有利な洋式のメリットが無くなってしまいます。
リヤの限界を下げる事なく、うまく動かすセッティングが必須です。
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リヤのセッティングは
1. トー角を見直す
フロントはトーアウトが推奨ですが、リヤはトーインにしてくだい。
リヤをトーアウトにすると極端に限界がさがり、オーバーステアが多発します。
トーインにすることで限界を上げれるのですが、付けすぎると曲がらなくなります。
純正基準値からほんの少しぐらいで大丈夫でしょう。
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2. キャンバー角を見直す
こちらもフロント同様にキャンバーは必須です。
フロントと同じように走り終わった後にタイヤの状態を確認しながら、全体が綺麗に減る角度に合わせてください。
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3. バネを固くする(バネレートを上げる)
バネを固くすることにより、リヤのロールが減ります。
この時注意してほしいのが、フロントのバネよりも固くするということです。
こうすることでフロントはロールし、リヤはあまりロールしなくなります。
すると自然にリヤよりもフロントに荷重を乗せることができます。
この3つのポイントも必須となるでしょう。
またリヤのバネを固くしたくない人には【スタビライザー】の強化という方法もありますが、スタビライザーはメリットとデメリットが存在するのため、できるならバネで調整してください。
バネを固くしてからスタビライザーに手を加えた方が、セッティングも合わせやすいです。
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【関連記事】
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これでようやく洋式の走らせ方が活きてくるようになりました。
「こんなに大変なら和式でいいや…」
と思った方もいると思います。
しかし和式にもセッティングは絶対条件です。
セッティングを面倒くさがってはいつまでたっても速い車を作ることは出来ません。
セッティングも車イジりの1つなので、楽しみながらやってくだい。笑
走らせ方1つでセッティングが丸っきり変わってしまいましたね…
しかし和式には和式の、洋式には洋式のメリットとデメリットがあるので、よく考え自分にあった走らせ方を練習すれば良いと思います。
本当に一番大切なことは
《とにかく人一倍練習する!》
ことです。
私も日々練習しているので、皆さんも楽しみながら試行錯誤や練習を頑張ってみたください。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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